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インド最大のテックカンファレンスに初出展🇮🇳 バンガロールTechsparks2023参加レポート
01. Techsparks2023とは
インド最大級のテックカンファレンス
運営はYourstoryというメディアでメディア事業のみならずアクセラレータプログラムやVC向けのハッカソンやイベント運営も展開
会場は、南インドのバンガロール。IT企業やエンジニアが多い、通称インドのシリコンバレー
12年の歴史で、累計500,000人の参加者、2200のSpeakers
最大のみどころの一つはTECH30によるピッチセッション
02. 参加の経緯・目的
JETROさんが声をかけてくれたことがきっかけでした。8月に「来月バンガロールでテックカンファレンスで出展するスタートアップ企業を探しています」とのこと。その場で行きますと返事。すぐさま翌月に控えたTechsparksに向けて準備を始めました。
ファインディは、昨年よりFindy Globalをローンチしており、すでに海外エンジニアユーザーは3万人以上弊社の採用プラットフォームに登録いただいています。そして先日、開発生産性可視化クラウドFindy Team+の英語化をリリース
グローバル市場の可能性を模索する上で、エンジニアやテック企業の多いバンガロールはとても気になっている市場であるため、現地の企業と繋がりたい、海外市場でのプレゼンスを少しでも高めたいという想いで出展を決めました。
03. 会場の雰囲気
TAJ Yeshwantpurというインドの名門ホテルが会場でした。
中の雰囲気はとても開放的。海外感がありました。
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参加者はほとんどがインドの方だと思います。動線やセッションはすべて英語。そして会場ではインドの方同士も英語でコミュニケーションしています。これはインドは多くの州・言語からなるので、英語も公用語の1つになっており、こういったビジネス系カンファレンスにくる方は皆英語をネイティブレベルに話せるので、当然に英語で会話してるといった様子です。
04. ブース出してみてどうだったか?
結論、大盛況でした!!JETROの水谷さん、夏見さんご招待いただき本当にありがとうございます!
JETROさんのご招待で集まった日本企業で写真を撮りました!各社の現地メンバーも一緒に、仲良く皆で撮りました。
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ブースの場所はメイン会場ではなく、入り口の近くでしたが、会場に来る方帰る方が通るところではあるので、目につきやすかったこと。日本の企業が何社かまとめてブースを出している珍しさ、もあったのでわりと話しかけてもらえたという印象でした。
テック企業、開発会社も多いので、GitHubでのスコアリングや、開発生産性の可視化のツールは多くの参加者に質問を受けて、ノベルティもほぼ完売!
おまもりはLucky Charmという説明でイメージつきやすいからか、一番人気でした。
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「あとで話したいからブース寄るので待ってて!」とか「Findy、気になる!何やってるか教えてよ!」といった声をいただき、一緒に参加したパートナーのTejaと、夢で話せるくらいには会社の説明したね、って笑ってたくらいです。
リード獲得にも繋がりそうで、かつ現地メディアにも取り上げていただけたので、よくわからない日本の会社じゃなくて、こういった現地イベントに参加することでブランディングにも効いてくると信じています。
05. インドのネットワーキング
ブースだけでなく、ネットワーキングも大盛況でした。
ぐいぐい度合いが日本のカンファレンスとは大違い。私が誰かと話しててもおかまいなしにやってきます。
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スピーカーが話し終わったあとはこんな感じでスピーカーの周りに人が集まります。さながら芸能人のよう。
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多くの方が印象付けるために、写真立てにメッセージつけてたり、手紙渡していたり、ここまでするか??って感じでしたが、人口の多いインドではこれくらいしないと印象付けれないんだと思いました。
私は、Hi I came from Japan!といえば、立ち止まってくれるし、一撃で覚えてもらえるので、便利でしたw
ブースも出てたので日本の方もちらほらいましたが数としては全然少なく、ほぼ日本の方とすれ違うことはなかったです。
06. 印象に残った企業
印象に残った企業やセッションを紹介します。
Builder.ai
アプリ制作プラットフォームでインド人ファウンダー、HQはUKオーダーメイドアプリを安価に発注できる開発プラットフォーム
ユーザーはマーケットプレイス上からひとつ一つ欲しい機能を選択し、ECサイトの要領でカゴに入れて決済。UberやInstacartのようなアプリをベンチマークとしている場合は、同じアプリを選択すればそのまま模倣機能を発注可能
開発だけでなく保守点検まで一気通貫に投げられるため、アプリ開発をそのまま外注できる利便性が売りです
ブースに相談できるスペースを設けており、その場で打ち合わせして、エンジニアたちがこんな感じ??てどんどん話しながら形にしていく。体験したとある日本企業の方の話では、1を言ったら10くる感じ。驚いたとのこと。
こういったプレイヤーがいるのは本当に脅威だしすごいと思いました。
Exemplary AI
シンプルなプロンプトで要約、ビデオリール、トランスクリプト、キャプション、翻訳などを生成できるプラットフォーム
クリエイターはGPTのアシスタントも受けながらか簡単に自信のコンテンツをつくって世界に発信
すでに日本のユーザーもいるそうで、ファウンダーはアメリカでEXIT経験もあり、アメリカとインドの2拠点生活をしているそう
インドのスタートアップで、世界にHQを持ちながらインドで開発し、世界にビジネスを展開している企業が多い印象を受けました。最初からグローバルを狙う難しさはありますが多産多死の中でインドスタートアップで大きく成長している企業が比較的多いのはこういった背景がありそうです。
TECH30ピッチセッション
全ては見れませんでしたが、ウェアラブルデバイス(リハビリとか高齢者向け)、データ統合・分析系、カーゴドローン、Codeをペアプロで修正しコードの質を高めることをAIで代替、Creator マーケットプレイスなどなど。連日夜遅くまでピッチ
スケジュールがどんどん後ろ倒しで遅くまでやり続けるのがインドカンファレンスあるある
水を綺麗にするPure innovationとか、請求の滞りが多いのでインボイステックとか国特有の課題に適したスタートアップがあるのが印象的だったのと、フィンテックはまだまだ盛況な感じ。あとはWeb 3系もちらほら
日本のカンファレンスとのピッチの違いなんかを考えながら見ていました。
デロイト大平さんのセッション
今回はブース運営があり、セッションを見る時間をあまり作れなかったのが個人的に残念でした。ただデロイトベンチャーサポートの大平さんがスピーカーとして出るセッションはどうしても見たくて見にいきました!
こうやって日本人が海外のカンファレンスでスピーカーとして出るのは素晴らしいですね!
デロイトベンチャーサポートは、インドのアーリースタートアップ企業と日本企業のマッチングを積極的に支援しているそうでそういった取り組みをしていくことを紹介していました。
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07. India is growing!
すべてにおける共通点として、誰もが口にする「India is growing」
セッションのテーマも、AIやテクノロジーを活用していかにインドが成長していくかといったテーマが多く、政府の方も登壇したり、国として力を入れている様子が伺えました。
参加者と話していると多くのスタートアップ企業が次なるユニコーンを目指してなんとしてでもこういったカンファレンスから次につなげてやろう!という意気込みが感じられる。
日本のカンファレンスも同様に熱気はありますが、インドのカンファレンスはまた違った熱気を感じました。
Techsparks2023の運営団体であるインド大手メディアYoutstoryさんからインタビューもしていただき、記事化していただけるとのこと。楽しみです。
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ただ海外カンファレンスに参加するだけでなく出展し、今後はスポンサーやスピーカーなど露出を増やしていくことが、グローバル市場の一手になると考えています。
インドという市場は色々言われておりますが、1つ言えることはインドのトップ層はすごく優秀であり、世界で活躍し、世界でネットワークを持っている。日本企業はインド市場を攻めてインド企業とたたかうだけではなく、インドの方たちと一緒に世界を攻めにいく、そういった観点でインド市場に向き合っていくと面白いかもしれません。
おまけ
8月よりインドの強力なパートナーTejaさんに手伝っていいただいています。初のインドカンファレンスがうまく言ったのも彼がいたからです。Teja、本当にありがとう!
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会場を歩いてたらインタビューを受けてしまいました。自社の事業の話とかすればいいのかと思ったら、あまり参加できていないセッションについて色々聞かれてしまって、ぐだぐだなインタビューになってしまいました。
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3日間のイベントでしたが、すべてカレーでした笑
さすがに飽きるって!って思いながらもスパイスがあるからか、食べると箸(スプーン)が進みます。
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引き続きこういったカンファレンスに参加していくのでまたレポートします!
話を聞いてみたい方は気軽にDMください!では、Stay tuned!
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