帰国して1年。英語力維持のために行った勉強法振り返り(中上級者向け)
2021年、英語維持のため自身が行った勉強法の振り返りnoteです。
こんな人におすすめ
・英語は日常会話以上話せるが、仕事で使う機会があまりない
・留学や駐在から帰国し、英語を普段使う機会があまりない
・上記のような状況で、英語力を最低限維持するために、どんなことをしていたか参考にしたい
・ただしそこまで英語にかけれる時間があまりない
英語に関する勉強・仕事経歴
・25歳まで受験英語で英語勉強した程度で、いわゆる”全然話せない日本人”タイプ
・一念発起し毎日英語を勉強し続けること3-4年
・転職し英語を仕事で使うようになり、2017年より3年米国に仕事で駐在
・2020年帰国以降、転職をし今は仕事で英語を使う機会はない
駐在までに行った英語勉強法
2021年の課題はとにかく英語力を維持すること
転職をし、仕事で英語をまったく使う機会がなくなりました。とはいえ、Findyはグローバルで通用するサービスをやっていること、昨今のスタートアップは海外投資家からの資金調達も非常に重要なイシューになっていることを見据えると、来たる時にしっかりと備えておく必要があります。
英語を使う口の筋肉・脳の使い方・言い回しや単語・ニュアンスなど、触れていないと人は簡単に忘れてしまうため、とにかく3日に1度は30分でも英語を話す、ことを意識し続けました。
以下、分類別にやったことを記載します。参考程度にご覧ください!
1. オンライン英会話スクールの活用
英語を話す数は大事なので、オンライン英会話スクールを活用しない手はないです。
・リーズナブルなのはフィリピン講師系スクール
・その他の国の発音にも慣れておく
・中上級者は英語でスクールを調べると日本企業が運営するスクールよりも安価でネイティブと話せるかもしれないため、グローバルでサービス比較すると良い
# Bizmates
・2021/1月から始め、2-3日に1回ペースで30分ずつ受講
・9ヶ月で、120回程度受講
・頻繁に受講するならお得。値段で見るともっと他に安いサービスはあるが、ビジネスに特化している点でBizmatesを選択
海外文化、偉人、ビジネスに関するテキストを読み、講師からの質問に答えるスタイルで、テキスト・記事が豊富であるため、話すトピックに困らない。偉人の記事は普通に勉強になります。
ただし、講師のほとんどがフィリピンの方であるため発音が偏る、遅いです。また、講師の海外経験、ビジネス経験がそこまで深くないので、深い議論を求めるには不足(それでも他の英会話レッスンよりはビジネス寄りの方)と感じました。
# Preply
・講師別に検索し、講師ごとに決められた時間単価を先に購入し、そのチケットを消費していく
・講師を選べるため、ネイティブスピーカーを単価ごとに選択可能
・決まったマテリアルはないので、目的を持たないと厳しい(講師によってはオリジナルコンテンツあり)
・Bizmatesの割引期間が終わったこと、とくにアメリカ英語を話せる講師と話したくなったため、Preplyに昨年終わりから切り替え
私の場合はアメリカ英語にこだわりがあるため、アメリカ英語を話せる講師で、値段がそこまで高くない方を選んでいます。
後述しますが、その他英語を話す機会やレッスンを差し引いて、うまく2-3日に1度英語を話す機会が作れるようにPreplyで調整しています。
決まったディスカッショントピックがないので、ちょっと物足りなさを感じています。
2. 発音強化のためにしたこと
駐在時、アメリカに住んでいた時から発音のレッスンを受講しており、帰国後も頻度を落として続けています。
現地でネイティブの中で通用するには、発音からは目を背けてはいけないというのが駐在して分かった気づきでした。
私の場合、30歳からの海外生活であり、日本人発音でしたが、3-4年発音に向き合い続けた結果、それなりに改善はされてるので、効果はあります。
発音がわかるとリスニングもよくなるし、英語っぽく発音できたほうがシンプルにカッコイイので良い投資だと思います。
# Accent advisor
・アメリカの現地スクールであるため、日本語サポートはない。中上級者向けであり、アメリカ発音を学びたい人向け
・回数(時間)課金であるが、日本の英会話スクールよりはやや高い
・アメリカ発音を学びたい場合はおすすめ
・日本の教材よりかなり細かい発音のメカニズムがまばねる
日本では習わないレベルで発音について詳しくなれたのと、ここまで使う筋肉に日本語と英語で差があることに驚きます。
放っておくとすぐに日本語の筋肉に戻ってくるので、毎日意識しています。それくらい維持が難しいです。
3. ランダムな英会話をする機会を自ら創る
講師とのみ話していると、どうも緊張感がないため、やはりランダムに話す機会を定期的に設けることがおすすめです。
私の場合、2つの方法で英語をナチュラルに話す機会を作っています。上記のPreplyはマテリアルがあまりない分一定自然に話す感じを再現できると思っています。
# Language partnerを作る
アメリカ時代の友達(アメリカ人)が、今日本に住んでおり日本語で営業ができるようになりたく、彼の日本語レベルと、私の英語レベルが大体似たような感じ(現地会社で働けるレベル)なので、30分日本語、30分英語で2週間に1回1時間、Language partnerとして何かテーマを決めてディスカッションしてます。
日本語レベルも高いので、こちらが日本語を教えてても色々気づきがあり面白いです。
・友達なので当然無料
・お互いのレベルが同じくらいであれば互いに満足度が高くなる
・デメリットは、半分は日本語になる。
・自分と同じくらいで一定お互い中級以上じゃないとwin winな感じにならないので長続きしない
今はSNSがあるのと、Language partnerを作るための専用サイトもあるので、その気になればすぐにパートナーは見つかると思います。
# LinkedInなどSocial mediaの活用
これは、皆ができるわけではないですが、LinkedIn から連絡が来るエージェントや企業とキャッチアップ目的で月に1回くらい何かしろ話す機会を設けています。
また、昔の知り合いに連絡し、話したりします。
・生きた英語をビジネスシーンとして話せる
・デメリットは、あくまでビジネス目的なので、理由がないとアレンジが厳しい
4. 英語で物事をInputする
その他英語を日常生活に組み込むためにしていることの紹介です。英語を勉強することを目的とせず、英語でインプットアウトプットを自然とする状態を意識しています。
・Podcast、Youtubeなどを聞き流し
通勤やどこかに出掛けているとき、ランニングなど時間を見つけては、何かしろ耳で何か聞いて勉強しており、その1つとして、定期的に英語を聞くようにもしています。
英語を学ぶというよりは、英語で何かを学ぶことを大事にしています。
・一人英会話
今日何があったか、会議で話したことなど、何かトピックを決めて英語で話すことを心の中でやっています。ぶつくさ言いながら走ったりしているので、かなり怪しい人です笑
・パソコンの設定を英語に
携帯の設定は英語にしている人は少なくないと思いますが、私は自身の仕事用のMacも英語にしています。これはアメリカ時代にそうしていたこともあり、せっかく覚えたのでもう日本語に戻さないことにしました。
エクセル、Google docsなどすべて英語なので、強い意思がないと続かないのと、慣れてないときついです。私の場合、今後グローバルで働くことを見据えているため、仕事の標準環境は英語にしたいと極力思っています。
効果
・帰国して一年半が経過したが、そこまで衰えていないと感じる
・ただし、意識しないと英語発音の筋肉が衰え、発音が戻るし、イディオムや単語を忘れることはしょっちゅう感じます
→そのため、発音意識し続ける、移動時間など英語に触れ続けるなど地道な学習を欠かしていません。
最後に。なぜ英語を勉強するか
代表山田の記事になりますが、Findyの挑戦するエンジニアプラットフォームはグローバルでも通用するプロダクトだと手応えを感じています。
今年は、海外進出・海外投資家とのリレーションを作り始めたく、またFindyをグローバル企業にすることが私の入社の一つの目的です。与えられた駐在ではなく、今度は機会は自分で創りたいと思います。
私がよく言うことで、英語はコミュニケーションの手法にしかすぎない、ということがあります。
今はDeepl(翻訳)、Otter(録音書き起こしアプリ)などテクノロジーが進化しています。そのため、ほとんどの仕事はこれで成り立つと思います。
英語はコミュニケーションの手法にすぎないですが、コミュニケーションでビジネスは成り立ちます。
そのため、機械で完全に代替することは今後も難しいと思います。
英語を本気で勉強し始めて10年経ちました。継続は力なり。本業の業務を疎かにしないよう合間で趣味として細々と続け、来たる打席に備えるため、これからもしっかりと素振りを続けていきます
今年も頑張ろう!
Findyは、今後グローバルな組織を作るための社長室、海外事業担当者など積極募集中です!
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