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Sugomori 2020年9月号

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旬の食材を題材にさまざまなジャンルで活躍する書き手たちによる小説をお届けします。 毎週月曜・木曜に新作を公開予定です。
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記事一覧

【全編無料】制作インタビュー『ふくだりょうこ 今日もお高いキミがスキ』

Sugomoriを読者には、自分で小説を書いているor書いてみたいという方も多いのでは?9月号特集…

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【全編無料】制作インタビュー『中馬さりの ポワブロン殺人事件』

Sugomoriを読んでくださる方の中には、自分で小説を書いているor書いてみたいという方も多いの…

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【全編無料】課題図書レビュー②『小野寺ひかり スケッチー』

Sugomoriで始めた課題図書レビューも、今回は2回目。小野寺さんの登場です。 数名のライター…

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ふくだりょうこ『きょうもお高いキミがスキ~マジメなカズミくんはソンをする』

 “お高いあのコ”のこれまでのお話はこちら▽ 『きょうもお高いキミがスキ~さえないハジメ…

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波野發作『秋茄子は嫁に』

 わたしはわたしの交際相手に疑念を抱いている。  出会って、つきあい始めてからもう3年に…

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【全編無料】課題図書レビュー『柳田知雪スケッチー』

一頃、読書感想文の効用なんてものがTwitterで争点になっていましたが、Sugomoriでも今月から…

舞神光泰『眠れる盛りの蕎麦~茗荷谷シエスタ~』

 眠らない街ー新宿から東京メトロ丸ノ内線で30分、よく眠れる街ー茗荷谷。更にそこから徒歩で8分。久坂部から聞き出した住所には背の低いビジネスホテルが建っていた。 「俺の名刺見せたら入れるから」 不敵な笑みを浮かべて指2本で名刺をこっちに渡した久坂部は、俺の同期で今度から本社での勤務が決まっていた。 「最近調子良いみたいだけど何かあった?」 普段は寡黙でテキパキ働く男だが酒を飲ませると必要以上に饒舌になり、まるで三流の舞台俳優のように大仰な語り口と身振り手振りで話てくれ

有料
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柳田知雪『明日、誰かに言いたくなるような食べ物の話 ~車海老~』

残暑の厳しい今日のおやつは、先月から冷凍庫に保存していた冷凍ぶどうだった。少しだけ解けた…

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中馬さりの『ポワブロン殺人事件』後編

僕はそれぞれの証言を御剣先生に伝えた。 彼女は被害者に差し出されたのと同じ、3人分のシェ…

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