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クリエイターは、実績やスキルよりも「共創」で選んだほうがいい。

こんばんは、SUGOIの代表の秋葉陽児です。

突然ですが質問です。あなたが映像制作を依頼するとしたら、どんなクリエイターに頼みたいですか?過去の実績やポートフォリオ?専門的なスキル?

私がおすすめするクリエイターの基準、それは共創できるかどうかです。この共創について、今回は説明したいと思います。


映像制作やデザインのソフトは、ここ数年で驚くほどの進化を見せています。それは、ずっと言われているAIの進化のおかげです。

たとえば、私がこの業界で働き始めた頃には、修行のようにやらされていた仕事がありますが、今ではそれらはAIで一瞬でできてしまうようになりました。

それ以外にも、映像に関して全くの素人の方が、自分で映像編集をやってしまったという話も聞いています。しかも、そのクオリティが馬鹿にできないほどのものなんです。

機械の進歩やソフトウェアの進化によって、スキルの差がどんどん小さくなってきているのは確かなことです。そうすると、スキルで選ぶことが難しい、もしくは、あまり意味のないことになってしまいます。

(ちなみに、過去の実績やポートフォリオで選ぶのをおすすめしない理由は、業界の裏話になってしまいますので、気になる方は、私のTwitterにDMをください。ぶっちゃけ話をしましょう)


つまり、実績やスキルで選ぶメリットはあまりないということです。たしかに、少し前の時代であれば、スキルを手に入れることはとても難しかったし、実績も大切なものでした。

しかし、あなたが会社のために良い映像を作りたいと思っているのであれば、それよりも「共創」ができること、これを基準に考えてください。

あらゆる映像制作の良し悪しを決めるのは、「共創」といっても過言ではありません。


共創とは、私たちSUGOIが創業以来ずっと言い続けていることなので、手前味噌となってしまいますが、それくらい大切なものだと感じています。

というのも、私はずっと、クライアントさんとクリエイターが一緒になってものづくりをする現場を、作り続けてきました。

そこでは、クライアントさんの要望があり、アイデアがあり、それをブラッシュアップするアイデアが追加され、スタッフ全員でそれを実現します。

クライアントさんが抱えている商品への情熱、企業への思い、これをクリエイターが感じとること。クリエイターがそれを最大限に引き出し映像表現に変換すること。そして、それをお互いにブラッシュアップしていくこと。

この過程でしか、良い映像は生まれないと私は思っています。

もしかしたら、当たり前のことのように見えるかもしれません。しかし、現実にこれができるチームというのはとても少ないです。

私が会社を設立する前には、クライアントさんとクリエイターが、お互いの言い分をどう貫くかばかりを考えている現場を何度も経験しました。そして、このことは多くの現場でもいまだに起きていることです。

これでは、いい映像はできません。

必要なことは、クライアントさんとクリエイターが考えを共有し、目的を共有し、そして、想いを共有することです。

さらに、SUGOIのスタンスで言えば、私たちはいつもクライアントの一社員になったくらいのつもりで制作を行います。現実には、そんなことはありえないのですが、それくらいの意識で臨まないと、いいものが作れないと知っているからです。

クライアントさんとクリエイターが、お互いの陣地を奪い合うような関係でなく、一緒になってより良いものを目指す。もし、あなたが映像制作を考えているのであれば、そんな関係を築ける相手を選んでください。

もし、そんな相手が見つからない場合は、ぜひお気軽にDMをください!技術的に「できない」よりも、共創のなかでどうやれば「できる」かを考えるのが、私の仕事です!