見出し画像

【あなたは何タイプ?】フリーランス人事の4タイプを徹底分析してみた結果が面白かった

こんにちは!
Crepeで広報・人事を担当している大村です。

私たちは、「人事が変われば組織が変わる」というコンセプトのもと、採用率10%の「即戦力」プロ人事シェアリングサービス”すごい人事パートナー”を運営しています。
具体的には、採用に課題を抱える成長企業と成長志向のフリーランス人事のマッチングサービスです。

フリーランス人事の皆さんは、人事人材領域5年以上の即戦力人事の皆さんです。
そんな皆さん約1000名とコミュニケーションをとり100社以上のご支援を行ってきました。
企業から求められることの多くが、まずは短期的な課題解決であり、
採用課題を解決してほしいというものでした。
そこで、今回は採用領域のフリーランス人事のスキルおよび仕事の価値観における傾向を分析しました。
結果、4傾向のタイプに分けられることが分かりました。

すごい人事でご活躍いただいている皆さんについてご紹介することで、
フリーランス人事としてご活躍されている方や
企業人事として活躍されている方の働き方やキャリアのご参考になればと思い、
この記事を書きました!

「すごい人事って面白そう!」と少しでも思っていただけたら嬉しいです。
診断テストもつけてみたので、ご興味のある方は是非お試しください!


1.フリーランス採用人事4タイプとは

まず、採用人事4タイプのご説明をさせていただく前に・・・
私たちは、「誰もがイキイキと働く選択肢を持ち」、個人の幸せと企業成長の好循環をつくっていきたいと考えています。
そのなかでも、「はたらく」を通じて幸せを感じるポイントは人それぞれだと考えています。

一緒に働く仲間に刺激され「もっとこうしたい」と思う瞬間、
同じ方向性を向いた仲間と実現したい世界に向けて「今日」という日に熱量注ぐこと、
仕事の中で自分自身の力が活かされ「役に立っている」という実感、
「できること」や「やれること」が増え、成長実感をもつこと、
大好きな家族のために頑張れる、そんな自分であるということ。

だからこそ、「一緒に働いてくれる仲間」が、「どうなったら幸せかな?」と考え続けるすごい人事が増えること、「イキイキはたらく」が経営、経済の重要指標になること。そんな世界を目指したいと考えています。
それを考え続ける経営者、そして企業組織を増やしたいと考えています。

なので、どのタイプが良い悪いもありません。
あくまで傾向です。
どんな特性を持っていて、どんな考え方を持っているかということを知り、
ご自分の特性と向き合っていただけたら嬉しいと思っています。

前置きが長くなりましたが・・・
さっそく、フリーランス人事の4タイプのご説明に入りますね!
今回は、①スキル②ご志向という軸でタイプ分けをしてみました。
また、それぞれ4タイプのすごい人事の皆さんをご紹介していきます。

ご自分のタイプを知ってから読み進めたいという方はこちらから診断してみてくださいね▼
あなたは何タイプ?人事タイプ診断


2.役割人事(対人にお強いタイプ)とは

役割人事は、中堅規模(社員数:数百名規模)組織に中途入社での人事のご経験、もしくは大手組織(社員数:数千名規模)で人事以外の技術職、営業職で現場経験や、人材会社での大手組織へのご支援経験がある方が多い傾向にあります。
特にその中でも「役割人事対人にお強いタイプ)」の方のお強みは、人と向き合うスキルです。
個人のキャリアに向き合うことで、企業と個人のマッチング支援をしている方に多い傾向です。
ファーストキャリアを事業会社の人事としてスタートされ、面接対応をされていた方や
人材会社でキャリアアドバイザーをされていた方に多い傾向です。
また、フリーランス人事として独立されてからは、企業の人事業務の中でも、大手企業の説明会や面接対応、キャリア面談を受けらている傾向が多いです。
また、母集団形成から一次対応までをお受けすることが多いため、大手クライアントからお声がけいただく傾向が多いようで、安定してプロジェクトをお受けすることができる傾向にあるようです。

≪スキル≫
・個人との対話スキル
・キャリア棚卸し、提案スキル
・説明会など企業の顔となり適切に情報や魅力を伝えるスキル

≪ご志向≫
・個々人のキャリアに貢献にしたいというお気持ち
・利他的なご志向
・現場で人と話すのがお好き

■すごい人事パートナーの「役割人事(対人にお強いタイプ)」さんが考えていること
これまで個人のキャリアと向き合い、お一人おひとりのキャリアをより良いものできるようチャレンジしてきました。
これからも引き続き、個人へのキャリア支援を続けながら、企業への貢献幅を大きくするために採用戦略寄りの領域にもチャレンジしていきたいと考えています!

3.役割人事(特定の業界にお強い特化タイプ)とは

役割人事としてのご経験組織規模は「役割人事(対人にお強いタイプ)」と似ているものの、「役割人事(特定の業界にお強い特化タイプ)」のお強みは、特定の業界知識をお持ちのため、業界構造・業務構造・職種の理解が深く、その領域で働く個人の志向性を理解していることです。
このお強みを活かして、特定業界の採用プロジェクトを中心にお受けしている傾向にあります。
また、特定の領域に特化することで採用知見が蓄積され、お受けするプロジェクトも横展開しやすい傾向にあります。
フリーランス人事としてお受けする業務として多いものとしては、人材要件の定義、母集団形成、エージェントコントロール、候補者の一次対応などの業務が多いようです。
ファーストキャリアは特定している業界での総合職もしくは現場の技術職を経て、人事や人材業界を経験した後、フリーランス人事になっている方が多い傾向にあります。
職種としてはエンジニアのご出身や、業界としてはメーカーや金融、コメディカルやコンサルティングファームなど、業界特有のポジションを多く採用する業界職種ご出身の方に多いイメージです。

≪スキル≫
・特定業界の業界構造・業務構造・職種の理解が深い
・特定業界の採用要件の策定およびターゲット選定が秀逸
・現場経験を活かした自社の魅力訴求や現場感のある業務内容を適切に伝えるスキル

≪ご志向≫
・業界特化することで、他のフリーランス人事との差別化を行っていきたい
・業界成長率の高い業界での人事スキルを向上させていきたい

■すごい人事パートナーの「役割人事(対人にお強いタイプ)」さんが考えていること
これまでのキャリアから、エンジニアやメーカー企業の支援に強みを持っています。
また、周りから言われて気付いたのですが、私は採用実務のオペレーション構築と実業務の設計〜運用が得意なようです。
そのため、得意領域と得意な業務で仕事を続けながら新たなチャレンジも計画中です!

4.役割人事(戦略策定と実働も伴うタイプ)とは

役割人事としてのご経験組織規模は上記2つの役割人事と似ているものの、その中でも、マルチタスクで複数ポジションを扱う採用担当としてのご経験、もしくは人材会社の中で戦略面も含めた顧客提案をしていた方に多い傾向です。「役割人事(戦略策定と実働も伴うタイプ)」のお強みは、採用ポジションごとの採用戦略を作りながら、採用における「実働」を行えることです。
頭を使いながら手足を動かすことができるタイプであることから、
短期的に採用目標を達成せねばいけない状況の企業様や採用経験が浅い企業様から重宝される傾向にあります。

フリーランス人事としてお受けすることが多い業務としては、各ポジションの採用要件の設計、採用方法の設計、母集団形成、候補者一次対応などが多いようです。
ファーストキャリアは、人材業界でのソリューション営業もしくはRPO、企業人事を複数社経て、フリーランス人事になっている方が多い傾向にあります。
組織フェーズとしては企画から実働まで担い、柔軟に対応しないといけない、拡大期の企業にいらっしゃった方が多い印象です。

≪スキル≫
・幅広い業界、職種の採用業務経験
・フットワークが軽く業務を行い改善PDCAをまわすスキル
・要件定義をする上でのヒアリング、提案スキル
・様々な人事サービスや求人広告活用経験と取引先折衝スキル

≪ご志向≫
・採用を通して企業の成長を支援したいという志向が強い
・より上流の人事戦略に入り込んでいきたいというご志向が強い

■すごい人事パートナーの「専門人事(戦略策定と実働も伴うタイプ)」、Nさんが考えていること
人事の仕事は納品物がある訳ではないので、お客様が満足できる成果に繋げることが重要だと考えています。
お客様の悩みに対して、行動し続けられているのか、見せることができているのかが常に必要だと考えています。

5.専門人事(採用責任者、組織責任者タイプ)とは

専門人事は、中堅規模(社員数:数百名〜数千名)以上の組織で、人事担当者としてキャリアを積んできた方、人事がある程度組織化されているフェーズの企業での人事経験を持つ方が多い傾向にあります。
そのため、専門人事(採用責任者、組織責任者タイプ)のお強みは、自身がプレイヤーとして動くだけではなく組織のマネジメントができることです。
組織が300名前後の規模になってくると「とにかく目の前の人事業務を回す」というフェーズから、人事業務それぞれに専門性が必要になり、また業務も多岐に渡るため数名で手分けする=人事の組織化が進むというフェーズになります。
そこで必要となるのが、何かしらの人事の専門性を持ちながら部門やチームのマネジメントができる専門人事(採用責任者、組織責任者タイプ)です。
このタイプのキャリアは、企業人事のマネジメントや人材会社でのマネジメントを経験した後、現在はフリーランス人事として活動しているパターンが多いようです。
≪スキル≫
・組織マネジメントスキル
・求人広告会社さん、エージェントさん、研修会社さんなど外部ベンダーとの折衝スキル
・部長陣など、社内ステークホルダーとの折衝スキル
・人員計画をベースとし、専門領域における戦略設計〜提案、進捗管理スキル

≪ご志向≫
・採用を通して企業の成長を支援したいという志向が強い
・より上流の人事戦略に入り込んでいきたいというご志向が強い

■すごい人事パートナーの「専門人事(戦略寄りタイプ)」さんが考えていること
採用領域は個人支援については、一定の強みを持っていると自負しています。
ここから先はCHROとして組織構築、マネジメント、育成などの領域や制度設計、評価精度など組織開発領域にも広げていきたいと考えています。

6.(補足)専任人事・経営人事・戦略人事

専任人事は、数十名〜数百名規模組織において、1人目人事や人事責任者ポジションでの中途入社を経験している方が多い傾向にあります。
1人もしくは少人数で人事実務を回しながら組織変化に対応していた経験がある方が多いため、専任人事の業務範囲は、人事制度設計、採用、社内文化浸透施策の検討、労務対応など多岐に渡ります。
また、事業拡大フェーズに応じて経営陣のパートナーとして、事業拡大のためのコアな役割を担い、ゆくゆくは経営のコアメンバーとして経営人事や経営メンバーとして参画する方もいらっします。
経営人事・戦略人事は、中堅〜大手企業での人事キャリアを積み上げ、人事部長をへて、人事起点での経営参画をされるケースもあります。

専任人事・経営人事・戦略人事に共通するお強みとしては、経営視点と人事・採用スキルをお持ちでいらっしゃることです。
経営視点を持っていることで、経営戦略に沿った中長期の人事戦略を作ることが可能です。
「人事部長」もしくは「CHRO」「COOっぽいポジション」としての動きであることが多いため、経営戦略に基づいた人事戦略策定、社員育成、人事評価の策定、人事部門のマネジメントなど対応する戦略設計の守備範囲は他タイプの中でも、広いことが特徴です。
フリーランス人事としてお受けする業務は様々ですが、業務委託から入り、時期CHROとしてジョインいただく前提、もしくはHRBPとしての役割を期待されている場合も多くあります。
このタイプのキャリアは、企業人事のマネジメントや事業会社でのマネジメントを経験した後、企業人事の部長役員クラスの役職者を歴任されたり、ベンチャー企業での1人目人事責任者もしくはCHROもしくはCOOなどを経験し、現在はフリーランス人事として活動しているパターンも多いようです。
今後のキャリアとしては、CHROや起業を検討している方が多いようです。経営視点と人事・採用スキルをお持ちでいらっしゃることです。
経営視点を持っていることで、経営戦略に沿った中長期の人事戦略を作ることが可能です。

≪スキル≫
・組織マネジメントスキル
・企業の事業計画に沿った人事戦略および人材要件を策定するスキル
・企業の経営者と同じ視点で実行戦略に落とし込むスキル
・人事領域の幅広い戦術における知識を有しており選択肢を絞り込むことができるスキル
・実行戦略におけるKPI設計およびボトルネックとなる実務改善に着手できる

≪ご志向≫
・ご志向が合う企業の経営者や、ミッションビジョンに対して貢献したいという志向性
・フリーランス人事として継続的に活動したいというよりは、志向性のあう事業づくりに参画したい、もしくはご自身で起業を検討したいとも考えている

7.まとめ

4タイプそれぞれのお強みやスキルをお読みいただき、
ご自身と近いタイプの方を見つけることはできましたか?
少しでもご自身のキャリアやお強みと向き合うきっかけになれていたら嬉しいです。

すごい人事では、成長企業の人事をご支援いただけるフリーランス人事の方を募集中です。
少しでもすごい人事にご興味いただけましたら、下記からお問い合わせください。
まずはカジュアルにお話できたらと考えています。
https://bp.sugoi-jinji.com/

因みに・・・
次回はタイプごとのインタビュー記事を公開予定です。
公開が気になるという方は是非フォローくださいね。

さらに因みに・・・
役割人事や専門人事について詳しく書いている記事はこちらです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?