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第2章 #3 ブランド名の考察と気づき

目指せメジャーリーグ

#2では、ブランドをつくるためのチームについて触れましたが、本日、2回目となるチームミーティングが開催されました。
わたしがこれから目指すブランド観について、外部のチームメンバーとすり合わせをしました。今回のミーティングでは、この「ブランド感」が合致したように感じました。
大きく一言で言うならば、わたしたちが目指すのはローカルスターではなく、あくまでもメジャーであること。
そのためには、一部のコアなファンにだけ、響く名前ではいけません。そうではなく、"ずっしり”とした、ある種の大衆性のある名前であること。流行に影響されない名前であることが必要だという認識を持ちました。
*一部のコアなファンに響く名前とは、たとえば、当社の屋号になっている「まだゆめのつづき」もそれに含まれる気がします。


上島珈琲店
ドトールコーヒー
スターバックスコーヒー
タリーズコーヒー
キーコーヒー


どちらの企業もすでにブランドが確立されていることもありますが、"ずっしり”とした名称であると感じます。いかがですか。
さらに、話し合いの中で、当社の場合、販売しているものがコーヒーと明確なことから、既出の企業同様に、「コーヒー(または珈琲)」と名称にいれることが望ましいということになりました。

名称といえば、まだゆめのつづきの名まえを生み出したときの葛藤は、今でもトラウマレベルで思い出します(#1)。今回、外部のチームメンバーに、ブランド名を考えてください、と言われたときには、また名まえか…と頭を抱えたのは事実です。

ブランド名の考察の末に

#2 では、ブランド化のその方法は、案外、キャッチコピーひとつ、またはデザインひとつかもしれません、などと、言いましたが、とんでもないことだと思い反省しています。
というのも、商品のブランド化を考察すればするほど、新商品のブランド化の成功には、会社そのもののブランディングが必要だと感じるからです。
当社の新商品のブランド化は、ある種、既存の顧客や既存製品と切り分けておこなうことが前提になっていますが、とはいえ、企業として、株式会社豆乃木が、どういう企業で、そんな理念を掲げ、誰に共感してもらいたいのか。顧客や社会のために、どんな未来を作ろうとしているのかを、よりビビットに表現する必要があると感じました。
そのためには、もう一度会社のコーポレートサイトを見直す必要があるし、そこで語る言葉のひとつひとつが、これから作るブランドと、何一つ矛盾する点がないように整理しなければならないと感じました。

信念や志は十分にあります。
次はそれをよりはっきりと、伝えたい人に伝えることに専念できればと思っています。

チームに送ったLINE

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