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<今後ウェビナーを開催しようと思っている方へのプチアドバイス>初めてZoomビデオウェビナーを使用してみて

4月4日、初めてウェビナーを開催しました。開催準備にあたり、全然知らない方のブログを参考にさせてもらったので、私もやってみて初めて分かったことを少し共有したいと思います。もし誰かのお役に立てば幸いです。

1.イベントの概要

今回のイベントの一番の課題は、2拠点を結ぶこと、でした。

イベントに登場するのは4名。
1.総合司会(東京)
2.登壇者1(ミャンマー)
3.登壇者2(日本)
4.登壇者3(日本)

イベント概要ページはこちら

2.ツールの選定

振り返ると、ウェビナー開催で一番難しかったのが、ツールの選定です。一番最初に検討していたのは、YouTubeのライブ配信でした。しかし、複数拠点を結び、2画面、3画面で配信するうまい方法を見つけるのに躓きました。

候補に挙がったのは、YouTubeのライブ配信+OBS という方法でした。OBSというのは、OBS Studioという無料のライブ配信ソフトで、ゲーム配信によく使われているようです。(と言っても、私は「ゲーム配信て何??」というレベルで全くイメージはできませんでした…。)

で、このアプリが私に難易度が高った。と言っても、私にはとっつきにくかったので、見てるだけ。社内の他の人が悪戦苦闘しながらセットアップしていくのを眺めていましたが、プロ向け??という感じのツールです。

何とかセットアップできて、テスト配信を重ねましたが、複数画面の切り替えをスムーズにすることや、音声の時差の問題など、とても本番でうまくできる気がせず、開催前一週間を切っていましたが、別のツールにすることを決定。

セキュリティへの懸念が言われ始めていた頃でしたが、関係者がZoomミーティングに慣れていたこと、あれこれ比較検討する時間がもうなかったことから、Zoomビデオウェビナーを採用することに決定しました。

費用は合計7400円。会場費と考えると、安いか高いか判断しやすいですね。
・Zoom proアカウント(月額2,000円)
・Zoomウェビナーのプラグイン(月額5,400円)
ウェビナープランは自動更新無しの1か月単位で契約できます。定額なのでウェビナーを複数会実施できればかなり割安になります。

▼詳細はこちらのリンクから。
https://zoom.us/pricing
https://zoom.us/docs/jp-jp/jp-info.html

3.当日のセッティング

最終的に、日本側メンバーは一か所に集まることにしました。ただ、ソーシャルディスタンスをとるため、離れて座り、それぞれのPCから繋げることにしました。

拠点1:日本
人の配置:3名(総合司会、登壇者2、登壇者3)
機材の配置:PC3台、ipad1台(視聴用)

拠点2:ミャンマー
人の配置:2名(登壇者1、アシスタント)
機材の配置:PC2台(1台は視聴用)、一眼レフカメラ

日本側メンバーは、参加者がそれぞれ自分のPCのカメラとマイクを使用。ミャンマー側は、一眼レフカメラをPCにつないで映像を流しました。

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(ミャンマー側のセッティング。映っているのは東京側の私)

4.当日のオペレーション上の注意点

意外に盲点だったのが、スピーカーの設定でした。カメラのオン・オフとマイクのミュートの切り替えは、今や日常的にテレビ会議等でするので、慣れていますが、一拠点に4台PCがある場合、3台のPCではスピーカーをオフにしないと、音声がハウリングしていまいます。

今回、うっかりしたのは、1拠点に複数名いる場合、誰か一人が間違えてマイクをミュートにしたまま話してしまっても、会場の他の人には肉声が聞こえているので、画面上でマイクがミュートになっているのを確認しない限り、それに気付けないということです。

そういう意味でも、ウェビナーの進行をチェックするために、身内を視聴者として遠隔から参加させることは、ウェビナーに必須だと思います。

5.アドバイス

とにかくリハーサルをしっかりやること。特に登壇者が複数名いる場合は、プログラムに沿って、どのシーンでカメラを何台映すかを決め、画面の切り替えのタイミングに合わせて、関係する人全員でカメラとマイクのオンオフの切り替えの練習をしてみてください。

カメラについては、PC内蔵カメラでも十分に目的は達成できますが、一眼レフとかのカメラを使用した方が、断然きれいに、広く映せるので、ここ一番のセミナーでは、しっかりカメラを用意したいなと思いました。(PCのカメラだと、自分の顔が超アップに映るので、それがちょっと嫌かなぁ、私は)

ただ、カメラの縦横比とウェビナー配信画面の縦横比は事前に確認した方がいいことも分かりました。今回、ミャンマーのカメラは16:9の設定で、配信側は3:2だったので、登壇者がちょっと細長く映ってしまいました。(と言っても、私には直し方まで分かっていません)

最後に

今回のイベントは、いよいよ募集期間が明日4月30日までとなったミャンマーのマイクロファイナンス機関MJIのファンド募集のためのものでした。当初は、MJIのCEOの加藤さんが来日して、東京での説明会実施を予定していましたが、コロナ禍で来日が難しくなり、ウェビナーに切り替えたものでした。

MJIのCEO加藤さんも、当日の感想をこちらに書いていますので、ご紹介します。▶ミャンマーと初ウェビナーとその御礼

また、当日の加藤侑子さんのプレゼンのパートについては、期間限定で明日まで公開していますので、宜しければご覧ください。ウェビナー開催のご参考にもなると思いますが、ぜひこちらご覧頂き、ミャンマーやマイクロファイナンスのこと、ファンドのことにご関心お持ちいただければ嬉しいです。


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