ハイライトのメリット・デメリット。
今日の議題は
「ハイライトのメリット・デメリット」について。
昨今、ヘアカラーの主流メンバーとなったハイライト。
インスタグラム等で、目にすることも多く、
「興味はある」という方も多いのではないでしょうか?
一般的には、普通の茶髪だった時代に、
ヘアカラーの多様性が生れたのも、
少しずつ進化する日本の多様化、世界の多様化に
通ずるものがあるのではないでしょうか?
さて、「興味はあっても手を出せない」
そんな皆様に、知っておいてもらいたい事を
先に書き記しておこうと思います。
まずは、【デメリット】から。
①完全な一色に戻すのは難しい。
明暗の差を作るのがハイライト。
一度入れると、暗くしたとしても、
一色にキレイに完璧に戻すのは難しいことがあります。
②巻かないとデザインを感じられない事も多い
「ハイライト入れたけど、正直分からない」
そんな声もたまに聞きます。
そうです、キレイに入ったハイライトは、
巻くことで、その存在感を増すことがあります。
逆にストレートでは、見えにくいこともあるので、
「全く巻かない」方にはあまり感動は無いかもしれません。
③色落ちが黄色っぽくなる
ハイライトはブリーチを使わないこともあります。
ですがそれはかなり稀で、現時点での私のお客様の
ハイライト希望の方は100%ブリーチを使っています。
すなわち、ハイライトの部分をいわゆる「金髪」
にするので、色落ちしてくると、
黄色っぽくなります。
④施術者によって仕上がりの加減が異なる
ハイライトは、いわゆる「絵を描く」ことと同じと思っています。
機械的に入れる、トラディショナルなハイライトもありますが、
「どこにどのくらいの加減で入れるか?」
で、仕上がりは異なってきます。
また、経験の無い美容師さんであれば、
「出来ない」こともあります。
すなわち、カットと同じです。
その施術者の持つ、「センス」「加減」によって
仕上がりは異なってくるのです。
⑤パーマ系の施術が難しくなる
ブリーチを使ったハイライトの場合、
ブリーチ毛と、普通毛の混在になります。
最近では、ブリーチにもパーマがかけられるという
薬剤が進化していますが、個人的には
ハイライトの後に、パーマ系の施術をすることは
オススメしておりません。
こちらが主に考えられるハイライトの
デメリットです。
では次、【メリット】です。
①髪に動きが出る
言うまでも無く、明暗の差によって、
髪にメリハリが出ます。
スタイリングをすると、よりしっかり
「動き」は見えますが、
やはり、普通のカラーとは違う、
色の重なりが表現されるのです。
いつも同じ髪型になりやすい「直毛」の方でも
髪の変化を感じることが出来るでしょう。
②根元が伸びても気になりにくい
ハイライトを自然に入れる事により、
根元にラインが出来にくく、
マメに染め直さなくても、なんか良い感じ
が続きやすいです。
流石に半年以上の放置は出来ませんが、
3ヶ月以上6ヶ月未満は素敵な状態が続くと
確信しています。
③結んだ時に可愛い
「スタイリングしている暇はない」
「巻くのも面倒」
「いつも結んでしまう」
そんな方々も多いはず。
ですが、「良い感じにオシャレに見せたい」
そんな思いも分かります。
欲張り系ズボラ女子には、
ハイライトカラーで、髪色にデザインを
加える事によって、サマになります。
④白髪染めをしなくても、ボケやすい
「白髪ぼかし」と言う言葉が流行っていますね。
ハイライトの効果の一つ、白髪染めをしなくても、
白髪をぼかせると言う事です。
もちろん、白髪の量にもよりますが、
一番ハイライトがオススメなのは
「なんとなく白髪が気になってきた」
と言う方です。
白髪ぼかしの方には、
細めのハイライトを上品に入れることをオススメします。
⑤色の幅が増える
明るい部分が増える事によって、
色を感じやすくなります。
アッシュ感や、ベージュ感、
ピンク系や、オレンジ系。
様々な色味の選択肢が増えると思っています。
いかがでしょうか?
ハイライトをやってみたい、
けれど、怖い。
そんな方々の助けになれば幸いです。
髪を変えると気分が変わり、
気分が変わると、人生が変わる。
そんなきっかけの一つになる様な
時を提供したいなと思うこの頃。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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