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ハイライト失敗した方へ

「思っていたハイライトと違う!😢」
「なんか、プツプツ太い😭」
「ハイライトしたけど見えない😿」

私の椅子へやってきてくださるお客様から、
こんなお言葉を聞くことがあります。

なぜそれが起こってしまったのでしょうか?

・お客様と美容師のイメージが根本的に合っていなかった
・だから美容師さん的にはそれが正解だと思った
・お客様の髪質に合うハイライトデザインではなかった
・美容師さん自体がハイライトに慣れていなかった
・ハイライトだけでカットをしなかった
・髪に色んな履歴があった

少し考えられるだけでも、理由は沢山あります。

ハイライトは、塗ればOKの技術ではなく、
キャンバスに絵を描いていく様な技術です。
そのイメージが出来る出来ないの技術やセンス、
髪質に対してのハイライトの入れ方等の要素が合わさって、仕上がって行きます。
それくらい繊細な技術だと思っています。

(自信ありげに聞こえてたらすみません💦それなりに経験はありますが、上から目線で意見したい訳ではない事を、ここにお知らせしておきます☺️)

まず、
・お客様と美容師さんのイメージが根本的に合っていなかった。
・だから美容師さん的にはそれが正解だと思った。
カウンセリングの時点で、目指すゴール、女性像に違いが生じていたパターンです。ハイライト言えど、CoolなのかNatural, Feminine,Elegant,Sexyなど、その人の女性像に合わせて、ハイライトの加減や色味を決めていくものです。
(少なくとも私の脳内はそうなっているはず)

・ハイライトに合う髪質では無かった
ここで言いたいのは、「髪質が良くないとハイライトが出来ない。」ということではありません。髪質に合うハイライトの量や入れ方ではなかったということです。
特に、髪質のさらさら〜ストレートの方には無縁かもしれませんが、
癖毛方や、レイヤーが沢山入っている方、乾燥毛の方にはハイライトの配置や量が大切になってきます。
ニューヨークでも、癖毛の方もいれば、ウェーブの方もいる。皆様に同じハイライトの入れ方をしている訳ではありません。
沢山の髪質へのカラーをした経験から、そのお客様に合うデザインを提供しています。
(あれ?話の方向変わってる?笑)

・美容師さん自体がハイライトに慣れていなかった
これは、もうそのままです。
イタリアンレストランで、中華そば注文している状態です。
美容師さんも、自信がなければ施術しないという決断をすることも大切です。
(余談ですが、縮毛矯正をしたいお客様がいらっしゃったらお断りしちゃいます。
出来るけど、得意ではないので😅)
そうゆうことです。

・ハイライトだけで、カットをしなかった
これは賛否両論あると思うのですが、、、、、。
わたくしは、ハイライトとカットの「相性」があると思っています。
どんなふうに毛先に厚みがあるか、どこを削いでいるのか。
カットのベースが整っていると、ハイライトも綺麗に見える傾向があります。

・髪に色んな履歴があった
美容室を転々としているお客様、
毎回劇的チェンジをしているお客様に多い現象です。
髪が複雑骨折(の様な)状態ですと、まずは、、、
綺麗に髪を整えましょう。
ハイライトでご予約されても、普通のワンカラーでお返しすることもあります。
素肌を綺麗に。そしてメイクです☺️

沢山書きましたが、色んな要素がありますね☺️
皆様の髪色が綺麗に彩られます様に!


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