見出し画像

思い入れのあるキーホルダーを、身につけられるバングルへ リメイク

やっぱりね

リメイクしたいモノっていうのは、どう転んでも大切なモノということに他ならない

今一度、生まれ変わらせるには既存の形の中に無理矢理はめこむ なんてことじゃあ、最善とはいえません。

そのモノ 状態 しっかりと見て どう使っていきたいか?どう生まれ変わらせるか?

そうして新たなカタチになるにはなったが、長く使えない 使いにくい、なんてことになるぐらいなら、やらない方が良い なんてこともあり得ます。

リメイクは一期一会
ここぞとばかりに、一つのモノに向き合うことが大切かと。

そんなリメイクアイテムの話 聞いてやってください。


リメイク 
キーホルダーからバングルへ

一目見て分かる 使い込まれた状態
この刻印は・・

確実に思いがこもった証ですね
反対の面には 何やら数字が・・

うむ そういうことですね

腕が鳴ります
いかんせん 正直状態はかなり良くない

革は自然素材ですので、長く時間が経つと朽ちてきます
それも革の良いところではありますが・・

朽ちかけてきた革

当然、革部分に負担のかかるモノへのリメイクは、かなり難しいこと

オーダーいただいた方としては、身に付けられるモノが良いなと
ブレスレットなど・・

革のみを使用したブレスレットでは形にできなくはないですが、
明らかにすぐに使えなくなることが目に見えている

じゃあ どうするか?
これですね

真鍮のプレートを活かしたバングル
SugiSで販売しているバングルは幅が細めで、
この幅にキーホルダーの革を調節すると刻印が見えなくなる

リメイクする意味がない

じゃあどうするか?



幅を太くする


じゃじゃん

更に
朽ちかけている本体の革の裏に新しい革を裏貼りすることで、かなり丈夫にパワーUP

本来なら革を二枚貼り合わせるということは、縫わなければ・・ですが
朽ちかけている革を縫うのも、いくら裏を貼っているからとはいえ
針を刺した瞬間にボロボロと崩れ落ちることもあり、かなりコワイ所ですが
このバングルに至っては縫わずとも形の保持が確実に可能で
もうコワいものなどありません
真鍮のプレートより 若干内側に収まるよう切りそろえて

攻めるところは攻める それがSugiS 
なのか?笑
分かりやすい画像がなくてあれなんですが・・

真鍮バングルプレートの長さを手首周りの長さに丁度良いサイズとすると
革の長さが足りない・・

じゃあどうするか?
ちょっと短いところで留める 笑

当然、使用されるにはなんの問題もないですし

両サイドの革のない部分の幅を
きっちりと均一にすることで、それはもはや デザインの一部として
そうして こうして カタチになりました

キーホルダーからバングルへ

お渡しの際には、喜んでいただけ何よりでしたし、そんな日は僕も夜に美味い酒が飲めます 笑

お持ちのモノで「これはさすがにヤバイかな」というモノでも、
是非一度見させていただければと思います。
(現物をが一番確実ではありますが、画像での一旦の判断も可能ですので、どうぞお気軽に)

思いのこもったモノは唯一無二 なくなればそれまでですから・・ ね

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?