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ありがとう、谷本道哉さん!

外出自粛期間が続くと、日々の運動量はなかなか増えません。
スマートウォッチを腕時計替わりに使っているので、1時間に1回「座りすぎです、歩いてください!」というメッセージが届くのですが、そのたびに歩き回ってみてはいるものの、どうしても運動不足になりがち。。。

新型コロナでこんな状況になる前までは、週2回のペースでスポーツジムへ通い、汗を流していたので、身体を動かさないことがどうしてもストレスになってしまいます。そこで始めたのが、筋肉体操です。

NHKで放送している体操といえば、朝のラジオ体操くらいしか知らなかったのですが、最近の筋トレブームの影響からか、筋肉体操も有名になってきて、本屋さんへ行っても筋肉体操の本を見かけるようになりました。

筋肉体操はムキムキを目指している人向けのような印象があり、ちょっとした合間にやってみるにはハードルが高かったので、筋肉元気体操を始めてみることにしました。筋肉元気体操は筋肉体操よりも、負荷が軽いので、気合いをいれなくても取り組むことができます。
筋肉体操はNHKの会員登録をしないと放送されたものを見ることができませんが、筋肉元気体操はYouTubeでもみることができます。

NHKや民放の健康番組でも、筋トレやストレッチなどトレーニングを紹介している番組は沢山ありました。姿勢を意識したウォーキングやタオルやテニスボールなどの身近なものを使ったトレーニングはこれまでにも沢山あったのにもかかわらず、筋肉体操や筋肉元気体操がこれほど注目されるようになったのは、谷本道哉さんの司会っぷりが素晴らしいからだと思っています。

画面に流れているトレーニングに合わせて、自分もやっていると段々とキツくなってきます。そう思った瞬間に「最後まであきらめない!」や「あと5秒しかできません!」といった励ましの声かけはとても励みになります。スポーツジムで傍にトレーナーが見てくれている状況に錯覚をしてしまいます。

トレーニングをしないで、そういったフレーズを聞くことと、トレーニングの最中に聞こえてくるフレーズは内容が同じなのにもかかわらず、受け取り方が全く違います。筋トレは誰にとっても辛い時があります。腕立てをしていて、どうしても腕で身体を持ち上げることができない、腹筋をしてつりそうになってしまう状況は、トレーニングしている人、していない人にとって共通の辛さです。

全くトレーニングをしていない人は、5回の腕立て伏せで腕がプルプルするかもしれないし、トレーニングをしている人は100回でそのような状態になるかもしれない。回数の差こそあれ、筋力の限界は誰にもあるので、「あと1回が上がらない!」というシーンはあります。その辛さを知っているからこそ、「筋肉は裏切らない!」や「最後まで出し切る!」という励ましを受け止めて、筋トレをすることができるのです。

谷本さんのようなナレーションがなく、筋骨隆々な男女がひたすら筋トレをしていても、筋トレ初心者は自分事として考えることができませんし、ここまで筋肉体操が流行らなかったかもしれません。

筋トレは一朝一夕で激しく成果がわかるものではないし、日々の積み重ねで徐々に「筋肉がついてきたかも」と自覚できるものです。通販番組で放送しているようなトレーニンググッズを買ったところで、トレーニングをしないことには筋肉は1㎜もつきません。一度騙されたと思って、谷本さんの筋肉体操、筋肉元気体操をやってみてはいかがでしょうか。

終わった後の心地よい疲労は間違いなくトレーニングの証ですし、トレーニング前よりも筋肉に良い影響を与えています。筋トレしてる人を励ましてくれて、谷本道哉さん、ありがとうございます!

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