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ありがとう、星野源さん!

外出する出来ない時期に始めたことの一つに、楽器の演奏があります。

星野源さんの「アイデア」という曲があるのですが、この曲はマリンバ(木琴みたいな楽器です)の演奏から始まるのですが、朝ドラ「半分、青い」を見ていた私はこの曲にとっても親近感を抱いていました。
それまで楽器の演奏経験がなかった私は、「楽器の演奏ができたら楽しいんじゃない?」と、ふと思い、始めてみることにしたのです。

マリンバの演奏をしたいと思っても、マリンバもとい、木琴は結構高価で、演奏経験がない自分が買うにはハードルが高い。まだ外出自粛がそれほど求められていなかった時期に、島村楽器やららぽーとの楽器屋さんへ行き、お試しで叩ける木琴を探しましたが、店頭に並んでいるのはピアノばかりで、木琴はありませんでした。買ったとしても、どこに置くねん、という物理的な問題もありました。

そしたら、持っているタブレットで木琴、鉄琴の演奏できるアプリを見つけました。とりあえず、アプリでやってみて、どうしても実物を叩きたくなったら、ネットで木琴をレンタルで叩けるところを探すことに。

演奏したい曲は「アイデア」と決めていたので、ヤマハさんが運営している楽譜提供サイト「ぷりんと楽譜」で初心者用の楽譜を購入しました。

「ぷりんと楽譜」は使い勝手良かったです。1曲単位で買えるし、買えるコンビニもだいたい大手のコンビニならコピー機(複合機)で取り扱っています。
楽譜のレベルも初球から上級まで、レベル別に分かれていますし、YouTubeで実際に演奏している動画があり、どんなメロディなのかを購入前に知ることができます。
ただし、木琴用の楽譜なんてものはないので、ピアノ用で代用しました。

楽譜だけでは読めないので、楽譜に木琴の音階を振って、一小節ずつポンポンと叩いていました。演奏なんてしたことがないですから両手を使うなんてハイレベルなことはできないので、片手の人差し指を使ってタブレット上の木琴を叩く日々。楽器の演奏は正しい音階を叩いている時と間違えた時の差がはっきりとわかりやすいので、脳トレにぴったりで時間があっという間に経ってしまいます。

なんとか楽譜を見なくても叩けるようになった時、練習していた「アイデア」という曲はスマホに入れて聞いていたので、流す曲に合わせて、タブレットの木琴を叩くことをやったのですが、これが楽しい!自分の木琴に星野源さんが合わせて歌ってくれる、星野源さんとセッションしてる!!という錯覚になります。

曲なしで練習していた時は、演奏のペースが遅いということに気づきませんでしたが、実際に曲に合わせて木琴を叩くと、スピードが速い、速い。楽譜を見なくても演奏できるようになった自分が天狗になっていたようです。

「アイデア」をある程度、満足したら次は同じく星野源さんの「Hello Song」という曲を選びました。この曲は、星野源さんの東京ドームでのライブDVDを見た時に知りました。「人生いろいろあるけれど、またいつか会えたら、笑顔で会いましょう!」と曲中に話すシーンがあり、がっちり心をつかまれました。

「Hello Song」は「Pop Virus」というアルバムに収録されています。

「Virus」という単語に敏感にならざるを得ないご時世になってしまいましたが、音楽という人を元気づけることができるものに出会えてよかったですし、聞くだけではない、歌うだけでもない、演奏するという楽しみのヒントを教えてくれた星野源さんに感謝しています、ありがとうございます!

私のように木琴じゃなくても、ピアノでもギターでもいいので、楽器の演奏をしてみることをお勧めします。好きなアーティストと(一方的にですが)セッションすると新しい楽しみになりますよ!

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