見出し画像

Princess 5周年に込めた思い


いきなり創業400年の酒蔵社長になり、がむしゃらに走っていた中でプロデュースした日本酒が「Princess」です。実は、それまでもともと日本酒を嗜むことが少なく、どちらかと言えばお酒の中でも日本酒は手に取りづらいものでした。

そんな私のような女性はたくさんいると思い、女性でも手に取りやすくて、飲みやすい日本酒があればとつくったお酒が「Princess」です。

そんな「Princess」誕生から5年を迎えた節目として、私なりに何か新しい日本酒のきっかけつくりができないかな?と考えるようになりました。
日本酒を知るうちに、懐の広い日本酒に惹かれ、もっと幅広い飲み方ができるのではをと考えました。そこで日本酒が苦手な人でも自分好みにアレンジすることで日本酒のハードルを下げ、より近くに感じていただけるのでは?と思うようになりました。

「あえて、アルコール度数を高くしてみてはどうだろう」
日本酒本来のの味わいも楽しめ、リキュールや焼酎のように割った変化もたのしめるそんな日本酒を「Princess」で手掛けてみたいと思いました。

ラベルは、当初「Princess」のシンボルでもある赤いリボンでいきたいとも考えましたが、今回のお酒は「変化」というキーワードで造りたいと考え、”神様の生まれ変わり”である蝶をモチーフに、これからも変化を続け羽ばたいていくという思いを込めてつくりました。

ラベルも自分の思いがデザイナーさんに伝わらず、ゴールデンウィーク明けを目安に進めていましたが、時間はどんどん過ぎていきギリギリになって出来上がったのは、なんと4月30日のテレビの取材の日でした。
生放送ということもあり、私もヒヤヒヤしながらラベルを貼り完成!
そして、慌てて写真を撮り商品紹介のチラシを作成。

こちらはスタッフが一生懸命作成してくれました。

実は以前の私と同様、山城屋酒造の女性スタッフは、みんな日本酒が得意な方ではありません。だからこそみんなが飲める日本酒が造りたかったんです。この『Princess 5th』を試飲してもらったとき、みんなが美味しいと口をそろえて言ってくれたんです。もちろん私も、「えっ!これは予想以上に美味しい!」と叫んでしまったほど。口にするとメロンや桃を思わせる甘い香りが広がり、後味はすっきりと軽やかでした。
炭酸で割るとすっきり爽やかになり、狙っていた味わいの変化も楽しめるお酒になりました。

日本酒が苦手な方にも手に取ってもらいたいという気持ちから「Princess」を監修してもう5年。あっという間に過ぎてしまったことに驚いています。
今まで苦しかったこと、辛かったこともたくさんありましたが、それ以上にお客様の笑顔や楽しい思い出の方が増えてきてこの仕事をやってきて本当によかったなと思います。
これから、私自身もこのお酒のように変化を続け羽ばたいていかなくてはと思っていますので応援してもらえたら嬉しいです。

そんな「変化」をテーマにした5周限定のお酒『Princess 5th』数量限定で本日から販売です。ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。

https://sugihime.jp/products/princess-5th




この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?