1着買ったら3着捨てよう―①

新しく始めたことがあるので、シリーズ化してみようと思います。

クローゼットをさらに洗練させるために、しばらく、「1着服を買うごとに3着服を手放す」というのを実践することにした。いつまでやるかはとくに決めていない。

これもまた、にしぐち瑞穂さんのアドバイスである。

クローゼットのアイテムの絶対数を減らしたいのですが?」

という質問に答えてくださった。

「買うときに自問自答するんです。それは自分にとって必要か。家にある3着の服を捨ててまで買う価値はあるか?」

実際、にしぐちさんは、買い物をするさい、このルールを自分に課してらっしゃるそうだ。さらに聞けば、「捨てる」にはこだわらなくてもいいらしい。どこかに寄付するでも、友人に譲るでも、リサイクルショップに売るでもいい。納得のいく方法で手放せばいい、ということである。

3着分の価値がある1着とは?

それはなかなか刺激的なアイディアだった。何かを犠牲にしてまでも手に入れたいもの。3着分の価値がある1着の服を探す、ということだ。自分の「好き」や「心地よい」がこれまで以上にわかってきそうである。

コツは、買うと決めるその直前に、捨てる3着の服を頭にはっきりと思い描くこと、だそうだ。帰ってから、自分に言い訳しないように。そしてできるだけ早く、手放す。

服を買わない1年間が終了して、1発目に買ったのは、念願のアクアスキュータムのコート。そして2着目に、着すぎてすり切れてしまったネイビーブルーの春ニットを新調することになった。

わたしは、計6着の服を捨てることになった。

…②につづく。

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