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インド市場を席巻するスズキ🇮🇳

こんばんは🌇残業が終わってようやく帰宅できました…

さて、今夜は久々にインドの話をしたいと思います🙆‍♂️
ブログに書きたいトピックは多いのですが、今回はインドの自動車市場の話をしたいと思います🚘

1. インドの自動車市場規模

まずインドにおける自動車市場の規模を確認してみましょう。2020年度、インドにおける乗用車販売台数は約270万台で、中国🇨🇳、アメリカ🇺🇸、日本🇯🇵、ドイツ🇩🇪に続く第5位となっています。
2018年度はドイツを抜いて世界4位でしたが、2019年度以降は金融機関の貸し渋りや新型コロナによる景気後退により5位で推移しています。
世界の自動車販売台数は中国とアメリカが群を抜いていますが、インドの人口規模や今後の経済成長を鑑みると、近い将来にはドイツ、日本を抜いて世界第3位にランクインするのではないかと思っています⤴️

2. 各自動車メーカーの販売台数

インドでは地場のメーカーをはじめ、日系、韓国系、米国系のメーカーが事業を展開しています。
2020年度の各メーカーの乗用車の販売台数は以下のとおりです⏬

(出所)JETROビジネス短信

ご覧のとおり、スズキの完全子会社である“マルチ・スズキ“が全販売台数の半分程度を占めており、ここ数年は韓国勢の現代(ヒュンダイ)に押されてきてはいるものの依然として圧倒的な人気を誇っています🚘

3. マルチ・スズキについて

長年にわたってインドで事業を展開してきたマルチ・スズキ。実際にインドに行ってみると、街を走っている乗用車のほとんどがスズキで、お馴染みの「S」のロゴをたくさん見ることができますし、ディーラー店舗もあちこちに確認できます🚙
デリーのインディラ・ガンディー国際空港のターミナル内には、全ての利用者が通るコンコースにマルチ・スズキの展示スペースがでっかく用意されています⏬

(撮影場所)インディラ・ガンディー国際空港ターミナル3

マルチ・スズキは、先日noteで紹介したニューデリーに隣接する“グルグラム“地区に一際目立つガラス張りの本社ビルを構えており、名実ともにインドを代表する企業になっています👏🇮🇳

日本では軽自動車のイメージが強い“スズキ“ですが、何故こんなにインド市場で力があるのでしょうか??🤔

時代は1981年にまで遡ります。
当時のインドは現在よりもずっと貧しい国で、国民がマイカーを持てるのは夢のまた夢の世界でした。
インド政府は国民みんなが車を持てるようにと、“国民車構想“を打ち立て、国営自動車メーカー“マルチ・ウドヨグ“を設立します。
当然、マルチ・ウドヨグには車を生産するノウハウがないので、インド政府は世界各地でトップ外交を展開し、合弁企業先を探し回りました😶
その中で日系企業では唯一、スズキだけがインドの将来性を期待しインド政府の要望に応じました。合弁後、社名を“マルチ・スズキ“に変更し、以来インド国民から愛される自動車メーカーになっています👏
ちなみに、当時、トヨタやホンダといったメーカーは北米市場一辺倒でインドは全く興味がなかったようです(笑)😂

4. マルチ・スズキの未来

インド市場で大成功を収めたスズキ。これから先、どのような未来を描いているのか???

2018年、スズキの鈴木修会長は、2030年にインドで年間“500万台“の販売を目指すと発表しました。これは、毎年工場のラインを2ラインずつ新設していかなければならないくらいの大変な目標です🤔
足元は新型コロナが蔓延し、スズキのインド市場“超“拡大熱は冷めていますが、アフターコロナはまた盛り上がってくるかもしれません。サプライヤーを中心にビジネスチャンスが多そうです👏

また、スズキはインド国内市場だけをターゲットにしているわけではありません。
実は、スズキのインド国内最大工場はパキスタンと国境を接する西部グジャラート州にあるのですが、将来的には、このグジャラート工場から物理的に近い中東やアフリカに乗用車をどんどん輸出する思惑があるようです🙆‍♂️🙆‍♂️🙆‍♂️
今後もスズキのインドを介した海外事業展開には大いに期待ができますね👏

気がついたら、かなり長いブログになってしまいました😂
今日はこのあたりにさせていただきます!

それでは👍👍👍

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