すぎ氏

都内でバル2店舗と飲食店経営コンサルティング事業をやってます。 社内に向けた発信なので…

すぎ氏

都内でバル2店舗と飲食店経営コンサルティング事業をやってます。 社内に向けた発信なので、ひっそりやる予定です。 だけど、いいねやコメントは励みになるので出来ればお願いします。 毎週月曜日11時投稿

最近の記事

乗るしかない、このビッグウェーブに

今、創業以来の大きな流れが来ていると感じる。 準備してきたプロジェクトのひと段落前と唐突に回ってくるチャンス たいていチャンスは順序よくきてくれない。 両事業部、昨年末から始めたプロジェクトが佳境を迎えており、この数ヶ月をうまく乗りこなせば今後5年の成長の下地が出来上がる。 事業はナマモノだと痛感してきたからこそ、現メンバーを中心にスピードを持って目前のショートゴールへ到達することが至上命題だ。 慣れない役割やプロジェクトを濁流のように受けるメンバーは大きな成長痛を

    • 身の上話(大学→就職→転職)

      5年ほど前にnoteを執筆しようと思っていた時期があり、その時の下書きがありましたのでほぼそのまま投下しようと思います。 書き途中でした。 長い身の上の話なので、次にいつ続きを書こうかは決めてません。 次回作には期待しないでいただけると。

      • ねざさ-noteを半年続けて-

        noteを始めてから、かれこれ半年が経とうとしている。 日々の業務がある中で毎週更新が億劫になる時も多いし、今や社内でどれだけの人が見てるのかは正直自信がない。笑 だが、自身の言葉の整理と振り返りのためにももう少しだけ続けてみようと思っている。 創業してからの世話しない日々での自身の考えを書き留めておくことには、かねてから興味があった。 目の前のイベントに夢中になってると、気付いたら1ヶ月が過ぎ、上半期が終わったと思ってる内に1年が終わる。 そんなこんなで創業してから6

        • ビッククラブは1日にしてならず

          フットボールにおけるビッククラブとしての風格や威厳の形成速度は会社も同じだと思う。 ヨーロッパに旅行をした際、イギリス、フランス、イタリアで全4試合フットボールを観戦する機会があった。 2チームはここ10年でビッククラブへと成長を遂げ、もう2チームは数十年間世界のビッククラブとして君臨している。 この対照的な4チームの試合を短期間で観戦することで、面白い特徴が見えた。 近年ビッククラブへ成長したチームのサポーターは、失点すると沈黙し得点チャンスに入ると盛り上がる。ゲー

        乗るしかない、このビッグウェーブに

          白黒はっきりしない世界の流儀

          最近、偶然にも経営者や税理士、監査法人に勤める方と話す機会に恵まれた。 彼らと話して思うのは、 膨大な前提知識や経験、判例を有してさえ 判定を付け難い話が世の中にはいくらでもある ということだ。 そこで大事だと思うのは、 分からないなら「分からない」 自信がないなら「自信がない」 とはっきり伝えられることだと思う。 ・事実と推論の棲み分け ・明らかでないことへの受容 を徹底することをとても大事にしている。 超一流の大学を出てビジネスマンとしてはこれ以上ない能力を有する

          白黒はっきりしない世界の流儀

          凪を作る

          創業してから今まで、何もトラブルもサプライズもないただ過ぎ去る1週間を過ごした覚えがない。 毎週、濁流の中にいるか興奮を覚える何かと対峙しているように思える。 自らの性分としてもそれが合っているように思う。 ただ、そんな毎日の喧騒に身を任せ続けているとつい心身のバランスを整えることが難しくなっていることにいつの間にか気づく。 最近、夜寝る前に必ずしていることは 部屋の明かりを消してクールジャズを流しながらろ蠟燭の明かりを頼りにストレッチをすることだ。 そうすると、自然と

          凪を作る

          いい仕事は運動から生まれる

          ポジションが上がってメンバーをマネジメントするようになって他人に気を配るようになったり、業務難度が上がったりしていくうちに、自分の能力の100%かそれ以上を求められる仕事が次第に増えてくる。 また歳を経るごとに日々を気持ちよく過ごせることが当たり前でなくなってくる。 前回睡眠の重要性にも触れているが、 運動の重要性についても改めて触れたい。 プロジェクトが詰まっている時、壁にぶち当たっている時、睡眠の質が悪くなっている時、それは大抵食生活と運動不足がそれらの壁をより高く

          いい仕事は運動から生まれる

          自然と壁打ち

          GWということで妻と私の実家に顔を出した。 私の実家は静岡の山に近いところにあり、10分も歩けば大自然に囲まれる。 サッカーでも受験勉強でも、そして今でも気持ちのリフレッシュと運動のために実家裏山から始まるウォーキング、ジョギングをやる。 山の木が風で擦れる音、川のせせらぎと鳥の囀り以外何も聴こえない静けさの中で、いま向き合ってる課題に頭をダイブさせたり、次の展開、今後2-3年のビジョンを想像してみたりする。 この環境もあってか、とんでもなく深く思考できてとてもスッキリ

          自然と壁打ち

          余白を愛している

          30平米に満たないマンションの一室で、誰かが言った何気ない冗談でその場にいるみんなが和む。 営業前の仕込をしながらたわいのない会話で気分を乗せながら準備を進める。 なんともないこの日常のワンシーンが、私にはたまにとても愛おしく思え、胸にグッとくることがある。 創業当初2人で始まった会社は、その日その月を生きるために必死で、他者との交わりという点で無機質な毎日だったように記憶している。 そんな時代があったからこそ、何気ない冗談の一瞬がこの会社に生まれていることに感慨が深

          余白を愛している

          隣の事業部からチームが得られる効能

          弊社はWEB広告コンサルティングとレストラン事業を経営しております。 「店舗経営×WEB広告・IT」の相互シナジーを期待できる経営母体です。 しかし、私は技術的な補完関係だけでない効能があると考えます。 それは 組織の経験値の溜まり方が2倍速い 点です。 人生2周目の人間またはシリアルアントレプレナーを抱える会社でもなければ、組織が拡大していく過程で質の異なる得体のしれないと感じる数十の問題にチームが向き合うことになります。 対峙した課題が多いほど、事業が停滞しにくく

          隣の事業部からチームが得られる効能

          我々のビジョン

          私たちが扱わせていただく食材は間違いなく美味い。 そこに疑いはない。 あとは、消費者の口に届くラストワンマイルにいる我々に全てがかかっている。 我々次第で消費者の食材の評価が大きく変わる。 最高の食材だから、どの食材も最低限の調味料とシンプルな調理法でとんでもない威力が出てしまう。 そういう形でも勿論楽しんでいただきたいのだが、それだけであれば我々レストランの介在価値はない。 今日、人件費高騰の傍ら配膳ロボが登場するなど飲食シーンでも経営コストをあらゆる方法で下げられ

          我々のビジョン

          超一流の仕事を感じる

          先日、宮崎へ尾崎牛の牧場と子牛セリ見学で出張に行きました。 今や神戸牛や松坂牛と並び世界的なブランドになっている日本随一の和牛「尾崎牛」の牧場見学の機会をいただけたことに、一飲食店経営者として至上の喜びと感謝を感じます。 「自分が毎日食べられる牛肉を作る。 次に家族、社員、そして友人。 最後に消費者の方々に食べてもらう」 シンプルである意味で最も消費者ファーストなミッションを貫く”尾崎牛”で世界制覇を目指す企業を、宮崎の山奥で目の当たりにしました。 朝は牛舎の徹底した清

          超一流の仕事を感じる

          ビジネス筋力=スピード、運用保守、質問攻め

          ルール・決め事の運用保守はスピードと共に非常に重要と考えます。 天才的な発案やルール自体に注目や賞賛が集まりがちですが、結局敷かれたルールをやりきる、追い切ることが出来なければ全く意味がない。 例えばそれが「トイレ掃除の際に便器の裏までしっかり拭き上げる」という追加ルールでも毎日やり上げる。抜けてたらチェック機能が働き自浄作用が働いて漏れない、または無駄だと思うならチーム会議にかけて止める、という ルールを放置をせず判断を素早く完遂できるチームがビジネス上価値が高いと考えま

          ビジネス筋力=スピード、運用保守、質問攻め

          「静かに退職する若者たち」を読んで

          先日、Xでふと見かけて気になっていた本を読む機会がありました。 タイトルは「静かに退職する若者たち」 「関係が上手くいっていると思っていた若手社員から、ある日突然退職代行で退職届を出してきた」 という現象に代表されるような 現代の職場における世代間コミュニケーション問題 について研究データに基づいての仮説や提言、解説をした本です。 著者は、バブル世代からZ世代まで、多様な世代が一つの職場で働く現状を踏まえ、若手社員の退職を防ぎたい人事部職員やマネージャーに向けて、理解

          「静かに退職する若者たち」を読んで

          夢のあと

          今日は少し仕事の話から離れ、個人的な話になります。 先月2月に2週間ほど休暇をいただきヨーロッパを周りました。 会社は昨年満5年を迎え、黎明期からひたすら皆さんと走り続けてきた結果、今年から次のステップへの挑戦権を得たという感覚を持ってます。 このタイミングを一つの節目と考えて、小休止をもらいました。 かねてから大の海外サッカーのファンである私は、ヨーロッパでサッカー観戦旅行をすることが夢であり、妻もサッカーファンに育て上げることにより今回の念願が叶いました。 お付き合い

          夢のあと

          事業スピードの加速装置

          それは報連相。 自戒を込めて書きたいが、とかく甘く見積もられがちなこの項目が事業の根幹だと思っている。 チームの報連相のレベルが高いと事業スピード加速と早くて正確な意思決定ができる下地が作られる。 たった報連相、されど報連相。 この強度と正確性を追求するだけでも事業を次の次元へ押し上げることができる。 ・タイミング BEST:事前 BETTER:事中 NOT GOOD:事後 BAD:報告なし/聞かれてから答える ・報告フォーマット ①結論 ②状況説明(事実と主観を混ぜて

          事業スピードの加速装置