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コロナ禍で心のブロックが外れた話

私の住んでいる地域ではだいぶおさまってきたものの、まだまだコロナの影響は続いていますし、感染のリスクを負いながらも、生活をするために活動するようになりました。


コロナ流行初期に、緊急事態宣言が発出され自宅からほぼ出ない生活をしている時から現在までの間に考え方が色々と変わっていき、

「自分にはできない!」


と無意識に心のブロックをかけていてしまっていたことに肯定的になり、


今では「他の人ができているのだから、私も頑張ればできるようになる!」


心のブロックが外れ、前向きに生きていけるようになりました。

今回は、コロナ流行初期から現在までの考え方の移り変わりや、どのように心のブロックが外れていったのかを書いていきたいと思います。


コロナウイルス流行初期の気持ちと生活


私が、どうやらコロナウイルスというものが中国で流行しているらしいと知ったときは、夫が単身赴任中で妊娠初期の頃でした。(もちろん夫との子です)

私の住んでいる地域でも一人発症したとニュースで知り、もう他人事ではないし、妊娠中にそんな未知のウイルスに絶対かかりたくないし子供と夫にもかかってほしくない!という思いがとても強かったです。

そのため、早めの自粛生活に入りました。
子供は幼稚園を休ませ、習い事は一度やめて、子供と2人で一日中家で過ごし、どうしたら子供と楽しくすごせるか考えながら、どこにも出かけずに生活するのが一番いい。今は絶対に感染しないことが大切だと考えて生活していました。

出かけるのは、時間帯に気を付けて週一回の買い物と、誰もいない公園で子供と遊ぶことのみ。
誰かが公園に来たら帰っていました。


見えないウイルスとの闘いなので、とても神経質でピリピリしていて、たまに外出するととても疲れていました。









大好きなハンドメイド作家を休止


コロナがいよいよ日本で流行してから、自分の中でも沢山の変化がありました。
いままで大好きだったオシャレに全く興味がなくなったのです。 

人と会う機会が激減したからというのも大きな理由の一つなのですが、これから日本は、世界はどうなってしまうのか。様々な情報から影響を受け、家族とこれからも幸せに生きていけるのかと不安になっていたため、生きていくのに最低限必要なもの以外に興味がなくなったことが一番の理由でした。

世界中でこんなに深刻な事態になっていて、失業してしまう人が沢山いる世の中で、果たしてハンドメイドアクセサリーを買おうと思ってくれる人はいるのだろうか?

そして私自身も妊娠中で体調もすぐれず、子供と一日中一緒の自粛生活をしていたため、製作時間もとれなかったこともあり、ハンドメイド作家としての活動を一時休止することにしました。









努力すればなんでもできると挑戦したもの

緊急事態宣言も発出されてまだまだ自粛生活が続く中、これからの生活にとても不安を感じ、このまま自粛さえしていればいいわけではないとやっと気づきました。


幸い、夫の仕事はコロナの影響を受ける職種ではなかったため、今のところ金銭面での心配がなかったことはとても救われましたが、コロナの影響で今後不況になっていくだろうし、日本の財源に不安を感じたので、夫の給料もこれからカットされるのではないか?今後私もしっかり稼げるように、この自粛期間準備しよう!と思いました。


本当は、子供が小学生になって落ち着いてからバイトをしようと思っていたのですが、コロナの流行で採用もされにくいのだろうなと思ったことと、今後転勤族になり、引っ越しする度に職場が変わるのもしんどいなぁという思いから、自宅でできるネットビジネスを始めることに決めました。

私が選んだのは、海外から商品を仕入れて販売する物販です。

オンラインで仕入れるのですが、言語は英語が多く、海外から商品がきちんと届くのか?騙されはしないか?など不安要素が多かったので、今までの私だと、「これは私にはできないね。無理!」と決めつけて最初から挑戦してみようとも思わなかったと思います。

しかし、この時は「他の人にできるなら、私も今から努力すればできるはずだ!自分がやってみようと思ったことは全部挑戦してみよう!」という気持ちで、パソコンすらなかったので購入するところから始め、購入するまで少し期間があったので、英語の勉強やネットビジネスの勉強を毎日していました。

コロナの影響がなければ、物販をしようと思わなかったでしょうし、そもそもパソコンも買えていません。

英語もいつか勉強したいと思っていましたが、そのいつかはずっと来なかった気がします。

ここで「私にはできない」という心のブロックが外れました。
この心のブロックが外れたことは、私とってとても大きなことでした。

小さなことでいうと、魚をさばいたことがないのに、友人から突然釣った魚を沢山もらうことになったのですが、「魚をさばけるようになったらカッコイイな。そのチャンスがきたんだな。」と前向きに受け取り、YouTubeで捌きかたを学んで無事魚をさばけるようになったことがありました。

そのチャンスが来たと前向きにとらえることができたお蔭で、魚をくれた人に心からありがとうと言えて、嬉しいという気持ちを伝えることができました。

そして、いままでできなかったことができるようになったという達成感と満足感を味わうことができましたし、なにより新鮮な魚の美味しさに感動し、こんなにおいしいものをタダでもらえるなんてありがたいな、と魚をくれた友人に感謝の気持ちと幸せな気持ちで心が満たされました。


以前の私だったら、「うわーどうしよう、さばいたこともないのに!」という気持ちになり、困っている気持ちが友人にも伝わってしまっていたかもしれません。

そして魚を捌いている間、「いやーわかんないし面倒だ。突然魚もってこられても困るよ…」とブツブツ文句を言いながら嫌々捌いていたかもしれません。

この気持ちの違いは今後の人生においてとても大きいと思います。
このような小さなできごとがたくさんあったのですが、心のブロックが外れたお蔭で、「他の人にできるなら、私も努力すればできるはずだ!」と思えるようになって、様々なことに挑戦できるようになりました。


自分で「だめだ。」と決めつけたり、「嫌だな。」と避けることがなくなったことで、できるようになったことが沢山あります。

今回始めた仕事や、ネットでの仕事でやってみようと思ったことはどんどん挑戦していくこと、やっぱり物作りが大好きなので今の仕事もやりつつ、ハンドメイド作家活動を再開してみたり、ママ友付き合いは苦手だけれど、転勤先ではできるだけ積極的にやってみて、無理だったらやめればいい。と思い、子供の友達を家に呼んだり、転園して10日程で茶話会に参加してその後ランチに行ってみたり、行事の係を引き受けてみたり…今までの自分の考え方ではできなかったことを沢山挑戦できるようになりました。

やってみて、やっぱり自分に向いていなかったらやめることもできるし、今後どうしたらいいのか対策もできる。

コロナの影響で大変なことや、これからも不安はつきまとうのですが、様々なことを考える機会となって以前より前向きに生きられるようになりました。


これから色々なことに挑戦して沢山の経験を積んでいけば、知らず知らずのうちに自分にかけていた他の心のブロックも外れていき、心が磨かれていくのではないかと思っています。

大変なご時世ですが、一日一日成長していけるよう、これからも努力していきたいと思います。

ご覧いただきましてありがとうございました。



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