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アンデス音楽との出会い

初めてケーナの音を耳にした

それは今から遡る事、半世紀位前になる。
中学生だった私は運動部に所属していて、来る日も来る日もバレーボールを追いかけていた。

 ある休みの日、兄がサイモン&ガーファンクルのレコードに針を落とし何曲か聴いていた時、今思えば始めにチャランゴの音、歌声の後ろにケーナの音が入っていた。その頃は何の音だかわからないが心に残った音だった。

 また、別の日にテレビのCMにアンデスの山々が映し出された。当時はわからなかったが『灰色の瞳』という曲が流れ、これも心に残った。

アンデス音楽との出会いの初めにこの様なプロローグがあったが、その後はまた、バレーボールを追いかける日々が続きその事は記憶の引出しの奥にしまわれたのであった。


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