会社員と公務員は何が一番違うのか?

どちらも雇われるという点では同じです。「社畜」に公務員も入るのかもしれません。

組織の中で上司の監督・指導に服しながら仕事をする。


では、会社員と公務員で一番異なる点は何か?

公務員は安定しているとよく言われますが、組織がほぼ潰れないという点では、一理あります。

ただ、心身の病気や怪我で働けなくなったり、ルール違反の行為をしたときなどに、解雇されたり懲戒処分を受けたりするという点では、両者に差異はあまりありません。


では、何が一番違うか?


それは、誰に雇われているか、ということです。

会社員は社長ですが、公務員は、(民主主義の元では、)国民や住民です。

まさに「公 (おおやけ)」の立場なのです。


ですので公務員は、単に雇われている、というよりも、公共のために役に立てる、という感覚があります。

その分やりがいを感じやすいと言えます。

これは大きなメリット!

なぜなら、人が働く場合、その動機付けは困難を乗り越える原動力になるからです。


私自身、仕事の質・量が増し、残業が続き非常に苦しかった30代の頃、「でも公の役に立っているんだ」という意識があったことで乗り越えることができました。

住民が雇い主であるという感覚があるがために、上司の指示も、その住民の指示、と読み替え受け入れることもしばしばです。

私は会社員を経験したことはありませんが、会社員ではなく公務員を最初から選んだことには満足しています。


社畜だからダメとか、雇われない働き方がいいんだ、というのは、ある面では真実をついているとしても、非常に短絡的な考えであって、社会全体を考えると、フリーランスや事業家、投資家の人たちだけいればいいはずがありません。

組織は一般に個人よりも大きなことを成し得ます。

組織の中で、ある程度のストレスを抱えながらも頑張る人は今後も必要とされるのです。


私のnoteでは、30年以上の公務員経験を基に、仕事の実際の様子、ノウハウ、普段の生活の様子、思うこと、それに公務員試験対策などについて書いていきますので、興味のある方はフォローして、ちょくちょく遊びに来てください。

公務員志望の方にも参考になると思います。

よろしくお願いいたします(^^)


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