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法律事務所アルシエンで弁護士業をやっています

皆さんこんにちは、須貝です。
最近何やってるの?と聞かれることが多いのですが、法律事務所アルシエンで弁護士業をしています。

……という記事を本当は事務所に入ってわりかしすぐに書きたかったのですが、あれよあれよという間に1年近く経ってしまいました。もう年の瀬です。仕事が楽しすぎてnote書くのを忘れてました😋

司法試験合格→リーガルテック・スタートアップのビジネスサイド→司法修習→というルートを辿ってきた自分がアルシエンを選んだ経緯やこれからのことなんかを、備忘録的に書き留めておきたいと思います。

アルシエンに入った理由を一言でまとめると

アルシエンに入った理由は色々とあるのですが、まとめると「自分がいきいきと仕事をしている姿が想像できたから」です。

スタートアップが自社のカルチャーを発信するのは当たり前ですが、弁護士業界はどうかというと、あまりそういう情報にありつけません。そんな中アルシエンでは、事務所設立当時の想いや理念、仕事への向き合い方などの情報を、共同設立者の武内先生が発信されています。

武内先生のnoteを読んで、これは自分も水が合いそうだなと直感的に思いました。今のところ、この直感は正しかったです。

3つの事務所理念

アルシエンは3つの事務所理念を掲げています。
・しなやかな解決力
・先進的事案への挑戦
・縁をつなぎ円をえがく
の3つです。あるタイミングで事務所メンバーで話し合って決めたそうです。

どれも本当に大好きな理念で、所属している先生方がそれぞれご自分のやり方で体現されているのがよくわかります。

事務所会議室フロアの正面には事務所理念の書が掲げてあります

先生によって事務所理念の捉え方は(おそらく)様々で、そんな絶妙に緩いけど根底ではつながっているのが弊所アルシエンの強みのひとつだと勝手に思っているので、現時点で僕が考えているアルシエンの事務所理念の捉え方を書いてみます。

しなやかな解決力

弁護士はひとまず法律の専門家ですから、法律家の視点で物事を捉え・考えます。ですが、顧客が求めているのは、徹頭徹尾、課題の解決です。生の問題というのは単なる法的問題ではなく、実は依頼者自身もその問題を法律的に解決したほうがいいのか、もっと別のアプローチを試すべきなのか分からないというケースは往々にしてあります。これは一般の案件でも企業案件でも変わりません。

なので、僕は、法律というところに軸足を置きつつも、目の前にいる人や企業がどんな問題を抱えていて、課題解決のために何ができるのか、を広い視点で考えて動ける人になりたいと考えています。

先進的事案への挑戦

僕は、人々に新しい価値を届けようとしている人が大好きです。形は様々ですが、ずっと好きな音楽やアニメ、ゲームといったエンタメや、社会課題の解決・日々の生活の楽しさ・質をあげてくれるサービスを届けるスタートアップ、などは特に。どれくらい好きかと言うと、あまりに好きすぎて、司法試験に合格して弁護士になるはずだったのに、修習に行くのを一旦取りやめてスタートアップのビジネスサイドに飛び込んでしまいました。

ただ、新しい価値を届けるというのは、何か新しい挑戦をしているということで、それは常に予想だにしない問題と隣り合わせであるということ。その問題を分析して、何が課題か、それはどうしたら解決できるのかを一緒に考え、世の中に新しい価値がより滑らかに届くようにしたいのです。

縁をつなぎ円をえがく

とはいえ、一人でできることには限りがあります。少しでも多くの価値を世の中に届けられるとよりハッピーなわけですが、そのためには人と人との縁を繋ぎ、掛け算で生まれる力を活かすことがとても重要です。誰かと一緒に頑張ったら、一人でやるよりもっとすごいことができるかもしれない。

早くいくなら一人で、遠くへいくならみんなで。
僕が前職で学んだことのひとつでもあります。

それで世の中のワクワクがちょっとでも増えたら、すごく幸せなことだなと感じます。

いま思い描いている活動はいくつかあって、ともすると「弁護士かくあるべし」なイメージとはちょっと違う動きをしていく場面が出てくるかもしれません。でも、アルシエンに所属しつつ活動するならそれができると思いました。

プロフェッショナルであること

ただし、ここまでの話は法律に軸足がちゃんとある前提です。それが無いと、ただ闇雲にサッカーのフィールドのど真ん中でバットを振りまくる謎の人物になりかねません。顧客が他の人ではなく我々を頼ってくれるのは、あくまで我々が「法律屋」だからで、そこに囚われない課題解決うんぬんはアドオンの価値です。

このご時世、旨い飯を出す飲食店ですらお客さんが来るかわからないのに、マズい飯を出す飲食店に誰が来るでしょうか。旨い飯を出すのは当たり前、その上でどんな価値を提供できるのか。

弁護士だからというわけではなく、丁寧な仕事をするというのは当たり前のようでめちゃくちゃ大事な前提です。それがプロフェッショナルの最低条件だと思います。(自戒を込めまくっている)

アルシエンに所属している先生方は、皆さん活躍されている分野は違えどプロフェッショナルです。そんな方々のもとでアソシエイトをやりながら、しかも自分の将来を応援していただけるという環境はそうないと思います。仲間として迎え入れていただけたのは、本当にありがたい限りです。

X(旧Twitter)はいいぞ

ちなみに今回の決断に至ったのは、僕の修習行きますツイートを見てくれたノースライム先生(@noooooooorth)に「ご飯いこうよ」と誘っていただいたのがきっかけです。もっと遡ると、僕が司法試験に合格した年にXで繋がった岩崎先生(@koshikakebengo)主催のパーティにノースライム先生もいらっしゃって、色々なお話しをさせていただいたところから始まっています。

このエントリをもし司法試験受験生や修習生が見ていたら、是非ともXを頑張ることをオススメしますw

というわけで、ぜひ僕のTwitterのフォローもよろしくお願いします!→@sugataka225

しばらく情報発信をストップしていたので、年末から来年にかけてはまた色々と発信を増やしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

それでは、今回はこのへんで!🥳


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