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獲物の分け前~高野寛「いつのまにか晴れ」編。

 ネット通販で購入した本はだいたいいつ頃届くか、予想するのも楽しみのひとつなんですが、気づかないうちに到着していてビックリすることは案外少なかったりします。。
それは追跡番号がついていて、スマホでどの程度まできているかわかることが多いからです。
昨日の記事ではハラハラしてしまったのですが、今朝起きたら郵便受けに荷物が届いていたんですよねー。
これは土日に配達がない荷物だと思っていたら、そうじゃなかったというわけです。

・高野寛「いつのまにか晴れ」(ソニーマガジンズ)

 ネット通販を最近頻繁にチェックしていまして、特に高野寛さん関連グッズを探しております。
そんな中、値段的にも送料もかなり安く出品されていたこの本を購入しました。

 実はこの本、何度かアパート近くの某大手新古書店で見かけていたのですが、なかなかタイミングが合わなかったんですよね。
で、届いてまず思ったこと。
この本はソニーマガジンズからだったんだという。
なぜか角川書店からだと思ってました。つまり「月刊カドカワ」で連載されていた、と勝手に想像していたのです。
正解は月刊「Pee Wee」(ソニーマガジンズ)で連載されていたのでした。
実は「Pee Wee」って買ったことがないだけじゃなくて、多分手に取ったこともないんですよ。早い話、立ち読みしたこともないはずです。。

 そんなわけで、この本をじっくり読んだのは初めてに近いのですが、高野さんの人柄が伺えるエッセイがとにかく素晴らしいです。
高野さんと対談しているのが、中松義郎さん(ちなみに高野さんには「Dr. Floppy」という曲があります)と(グラフィック・アーティストの)伊藤桂司さんというのがいかにもという感じですね。
もう一人の対談相手、(小学生でありながら作家だった)竹下龍之介さんは現在どうしているのか検索したら、弁護士として活動中とのことです。
 そして、この本は全体的に小さめのフォントが使われているのも私の好みです(大きめのフォントだとなぜか損した気分になるのですよ、私は)。
掲載されている写真は高野さんによるものだったり、高野さんがやりたいことはこの時期からさほど変わってないからこそなのも最高ですね。

 noteの高野さんの記事を読むと状況が変わった部分があったとしても、表現する上での姿勢はあまり変わっていないように感じて、更に素晴らしいと思う私。
高野さんの音楽と文章とこれからも上手く付き合っていきたいのでした。
高野寛さん、本当にありがとうございます。

 明日も届いた本の中から感想を書きたいと思っています。お楽しみに。

 ではまたー。


 
 
 

 
 


 


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