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獲物の分け前~『THE HiT MAKER-筒美京平の世界-』編。

 私の好きな作曲家ということでまず思い浮かぶのは筒美京平さんでして、noteに関連した記事を結構書いているのでリンク貼っておきますね。

 まずは私の初レコの歌手だった岩崎宏美さんについての記事、誕生日に合わせて書いてますね。

 次は尊敬する近田春夫さんが筒美京平さんについて書いたという新書本のレビューですね。


 近田春夫さんの本を取り上げたのは、この「筒美京平の世界」を入手できたからでした。
この本の改訂版を探しているのですが、なかなか条件に合うものがなくて苦労してます。

・『THE HiT MAKER -筒美京平の世界-』(MHCL 771~6/ソニーミュージック)

 このところ割と頻繁にネット通販のページを覗くようにしておりまして、なかなか条件に合うアイテムは出ないのですが、珍しく狙っていた商品が手頃な値段で出品されていたので、迷わず購入してしまったわけです。
実はこのボックスをまだアパートに住んでいた頃レンタルしたことがありまして、大体の中身は記憶通りでしたが、若干記憶違いもありましたね。。

 当時の目当てはブレッド&バターが日産サニーのCM用に歌った「ときめき」で、この一曲のために借りた記憶があります。
今回購入したのもこの「ときめき」を持っていたかったのが最大の理由でした。
彼らの初期のシングルのみの楽曲(フィリップス時代)は筒美京平さん作品が多くて、オムニバスに収録されたのを入手できたのも割と近年のことでした。
この「ときめき」はフォノシート(ソノシートは商品名なので、基本的に私はこの呼び方です)のみの発表で、リアルタイムでもアナログ盤では発表されていないのです。。

 あ、このボックスは6枚組なんですが、2枚は大ヒット曲を収録し、2枚は現在の視点で優れた作品を収録。
1枚は優れたカヴァーヴァージョン集、この「ときめき」が収録されているのは非売品やテレビ主題歌、CM曲など貴重な作品集でした。

 一昨日、我が家に届いてから、集中して聴きましたが、とにかくいい曲が多い!と思いましたね。
なんとなく筒美京平さんの楽曲ということを知っていた作品が多かったので、納得しつつうなずきながら聴いてしまいましたよ。
あと、発売時期に違いがあるのですが、後に大ブレイクしたTHE ALFEE、オフ・コース、BUZZにブレッド&バターに京平さんが楽曲を提供しているのが興味深いです。
これは男声のハイトーン・ヴォイスと京平さんの作品との相性のよさということもあるんでしょうね。
小田和正さんは京平さんが書いた曲をライヴでは取り上げなかったけど、京平さんについては認めていたと東芝EMI時代のディレクター、武藤敏史さんから聴いて感動したことを思い出します。

 この機会にグループサウンズから歌謡曲まで、色々なジャンルでヒットを飛ばした筒美京平さんに敬意を表します。
明日も先週届いたCDを報告する予定です。

 ではまたー。

 

 


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