既に在るもの

イメージを思い描けると言うことは、すでに自分の中にある記憶をたどって
生まれて来たものだと思っています。
口から発せられる言葉も、情報の蓄積された記憶の中から
語彙を拾い集め 音を通じて外に出て行くのだと思っています。

選び出しているのは 外からの何らかの刺激を神経細胞が受け取り、
脳の反射的な伝達回路を通じ、選び出された最適の表現方法で 
体外に放出されて行くのかと思っています。

だから 記憶された情報の蓄積による世界の中を
良くも悪くも変えるのは 記憶された情報が”何であるか”
と言う事に起因しているのかと思っています。
 
遠い昔に解りきっている事なのだろうけど
本末転倒と言うか 解りきっていた事を忘れて迷い込んでしまう私は
表に出て行くものは 既に自分の中にあった、
出来上がっていた情報世界の記憶から 生まれ出てくるのだと
一応解釈しているつもりの事柄を、時々確認してみる必要があるみたいです。

だから情報世界を変える、その記憶を変える、
その事で自分が変わって行く、自分という器自体が変わって行く。
そういう理論になっているはずなのですが・・・

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