年の瀬

一年と云う大きな節目の時になると
何故か放りっぱなしだった事柄や
気にもならなかった事等が妙に気になり始め、
どうにか繕おうとじたばたしてみたり、

それを「師走」走り回る時に変えてしまう
魔法のかかる、暗示に振り回されてしまう、
ある意味最大の自分の居ない空白部分に
なってしまうのかも、知れません。

あれこれ片付けて、用意する。
それ自体は意味ある事かも知れないけれど、
ただ儀礼的に、形だけを整えてしまいたくはない。

そんな時だからこそ余計に
感謝と大切な人々への愛を込めたい。

それが何よりのこの一年の締めくくりとなり
新たな年への気構えとなる。
それが　私の新しい一年、新しい世界への挨拶となる。

相変わらずご時勢とは、歩調の合わない私なのです。
無事に　今　生きている奇跡に
首を垂れる　時でいます。