闇鍋

何でもあり?
あるのだろうか?

性も年齢も、他人も自分も、
危険も安全も、生も死も…

当たり前と思える事と
可笑しいでしょ と思う事と

何もかもが入り乱れ、
一つ鍋の中でごちゃ混ぜにかき回される。

何が起きるか判らない。
何が当たるか判らない。

絶えず新しい味を見付け
絶えず違う匂いを創りだす。

大なべの中に持ち寄った具材を入れて
明かりを消した暗闇の中で、
何が当たるか判らない
そのどきどきと意外な味を
楽しむことがあったのかなあ~?

でも 最低限のルールはあって
食材以外は入れないこと
自分の食べれないものは入れないこと、 等何かがあった気がする。

何かのギャグで 草履とか玩具の蛇とか入れてるのみたことあるけど
そんな冗談では済まないことで
不愉快な思いをするのは御免です。

混ぜて良いならより美味しく
一つ鍋ならより楽しく
鍋を囲む人達が ”よかったね”と思えるような
時間と安堵があれば良いな…

時々 ”闇鍋”と言う
摩訶不思議な鍋の
在ったか無かったのかも分からない”鍋”なのです。


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