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#アドベントカレンダー

The 1975 「Notes On A Conditional Form」

個人的な音楽ライフの大きなターニングポイントとなった、2019年のサマーソニック。サマソニに…

Sugar
3年前
5

BBHF 「BBHF1 -南下する青年-」

毎年ベストアルバムを10枚20枚と選ぶのには時間もかかり頭を悩ませているが、1位の作品は大体…

Sugar
3年前
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2020年のベストアルバム25選

いよいよ2020年も終わるということで、各所で発表された年間ベスト系の企画で盛り上がっている…

Sugar
3年前
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【AOTY2020アドベントカレンダー Day23】 米津玄師 「STRAY SHEEP」

2020年のトップチャートを見ていると、ストリーミング発のヒットというのが分かりやすく上位に…

Sugar
3年前
6

【AOTY2020アドベントカレンダー Day22】 Taylor Swift 「folklore」

自粛ムードも幾分和らぎ外に出かけてみたものの、これまでの夏の風景とは随分と違っていて、心…

Sugar
3年前
4

【AOTY2020アドベントカレンダー Day21】 Gotch 「Lives By The Sea」

「誰の真似もしなくていい」「自由に楽しんで」と、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文はここ…

Sugar
3年前
4

【AOTY2020アドベントカレンダー Day20】 17歳とベルリンの壁 「Abstract」

フェスのない8月に想いを馳せて盛り上がった作品として、当年間ベスト企画ではキラーズやディスクロージャーの新作を取り上げてきたが、実際のところは何もなかった夏の個人的なムードに最も合ったのはこの作品だったかもしれない。 17歳とベルリンの壁は深みのあるシューゲイザーを軸に、男女ツインボーカルがポップな響きを生み出す4人組。男女ツインボーカルと聞いて真っ先に思い浮かぶスーパーカーやバンド名の由来にもなっているBase Ball Bearの系譜も感じられ、ジャンルの割にとてもフレ

【AOTY2020アドベントカレンダー Day19】 GEZAN 「狂(KLUE)」

ベストアルバムに入れるべきか最も迷った1枚。聴いてどう感じたか容易く語れるような内容でも…

Sugar
3年前
7

【AOTY2020アドベントカレンダー Day18】 Novo Amor 「Cannot Be, Whatsoever」

個人的にも周りを見ても今年盛り上がりを見せている、インディフォークというジャンルの音楽。…

Sugar
3年前
2

【AOTY2020アドベントカレンダー Day17】 羊文学 「POWERS」

"青春時代が終われば私たち、生きてる意味がないわ"と歌っていた前作からおよそ2年半後、新し…

Sugar
3年前
13

【AOTY2020アドベントカレンダー Day16】 Sufjan Stevens 「The Ascension」

不気味に漂う電子音に、虚しげで囁くような歌声。前作で見せたスフィアン・スティーブンスらし…

Sugar
3年前
4

【AOTY2020アドベントカレンダー Day15】 君島大空 「縫層」

"唯一無二"という表現はあまり使いたくないと日頃から思っているが、君島大空に関しては音にし…

Sugar
3年前
5

【AOTY2020アドベントカレンダー Day13】 藤井風 「HELP EVER HURT NEVER」

初めてその名を見たのは2019年のGW辺りだったはず。名前の感じからしてボカロとかネットカルチ…

Sugar
3年前
5

【AOTY2020アドベントカレンダー Day12】 Soccer Mommy 「color theory」

再生ボタンを押すと聴こえてくるのは2本のギターを軸にしたローファイなサウンド、そしてひんやりとした透明感のある歌声。まさに血液の循環のようにゆっくりと全身を巡っていきとても心地が良い。しかし、実際に流れているのは今年23歳を迎えた女性SSWのブルーな感情と過去の自傷行為の経験だ。 スネイル・メイル、ステラ・ドネリー等、インディーロック系のサウンドの女性SSWがここ数年国内で人気を集めているが、今年の2月に2ndアルバム「color theory」をリリースしたサッカー・マミ