助けを求める
元気に見られることが多い。
外出するのもギリギリの精神状態で友人と会った時に
「元気そうだね」と言われたことがある。
39度の熱がある時にも「元気そう」と言われたっけ。
普段であればいいことかもしれない。
でも、うつの時は危険だ。
元気がないことに気づいてもらえないということだから。
私は、人に助けを求めるのが苦手だ。
弱い部分を知られたくないという気持ちと、人に迷惑をかけてはいけないという気持ちから、全てを自分の中で抱え込んで処理する傾向がある。
人に助けを求められず、元気そうに見える人間は、まずいのではないか。
実像と、見た目が乖離して行ってどんどん孤立する恐れがある。
人に助けを求めることも能力の一つだと思うようになった。
適切なタイミングで、いい塩梅に「助けて」と言えるようになりたい。
でも、今までできなかったことを急にやるのは難しい。
だから、助けを求めるのが苦手で、元気がないことを気づいてもらいにくいということ自体を、まずは友人に言ってみることにした。
すると友人がLINEスタンプをプレゼントしてくれた。
ゆるいキャラクターが関西弁で「もうアカン」(もうだめだ)と言っているスタンプだ。
友人は「もうアカンと思った時にこのスタンプを送って」と言ってくれた。
まだスタンプは送れていない。
でも、いざという時はスタンプを送れると思ったらホッとする。
次に「もうだめだ」と思った時にはスタンプを送ってみよう。
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