『自分の薬をつくる』のススメ
今回は坂口恭平さんの本を紹介したい。
印象的だったのは、「将来の夢を今すぐ叶えちゃう」という所だ。
例えば医者になりたいと思ったとする。
そしたらすぐに自分を医者とする。
ポイントは環境をまったく変えないことだという。
医学部に入るために、大学受験を受けたりはしない。
「努力をしていつか夢を叶える」などと力が入るとしんどくなる。
だから叶えちゃう。医者だと思って行動する。
自称だから、挫折することがない。
飽きたらいつでも看板を外す。
『自分の薬をつくる』はワークショップを本にしたものだ。
坂口さんは医者になりたいと思ったから、
ワークショップの中で医者になりきって患者(参加者)の悩みを聞いている。
終われば、もう彼は医者ではない。
環境を変えない範囲で、できることをやってみる。
夢に向かうのではなく、叶えてから振り返るというスタンス。
ハードルが下がって行動できる範囲が広がるのでとてもいい方法だ。
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