見出し画像

当たり前の1日

あなたには大切な人はいますか?

先日、友人が2週間の入院生活を終えて退院してきました。

近所に住んでいることもあって
週に2、3回は会って、一緒にご飯を食べたりして過ごす仲。
友人でもあり家族のような存在でもあり、かけがえのない人です。

精密検査の結果、適切に治療を受ければ
命に別状がなさそうだということが分かったのですが
それでも全身麻酔をする大きな手術が必要でした。

精密検査の結果を待っていたとき、友人が手術に臨むとき。
いけないと思うものの、最悪の結果を考えてしまう自分がいました。

一緒に過ごす何気ない日常が、もしかしたら失われてしまうのかも。
そう思うとゾッとして、足元の薄氷が割れて落ちていくような感覚を覚えました。

幸い手術は無事終わり、術後の経過も良好とのこと。
治療はまだ続くのですが、退院が一つの大きな区切りとなりました。

人と会って、笑いあったり、
記憶にも残らないようなどうでもいい話をしたり。

小さなようにみえる、当たり前のように思える、一つ一つが奇跡の連続。
今回の経験を通して気づかせてもらいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?