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はやい、うまい、アレンジ自在、万能選手なトマトのカレー

食レポが上手い、と褒められる私だが、その理由は食い意地が張っているからだ。

食べることを適当に考えていたとき、みるみる体調を崩し、メンタルは揺らぎっぱなし、あっという間に肥えてしまった。
私にとって食事とは、心身ともにコンディションをととのえる大切な儀式だ。

私は自分の手料理がいちばん好きである。

料理上手を自慢したいのではない。そのとき食べたいものを、自分の身体に必要な栄養素をふんだんに盛り込んで、自分好みの味付けでいただく。自炊とはそういうことだ。
食べたいときに、食べたいものを、いちばんおいしく食べられるように。なんて、いつも考えていたら、いつのまにか私は料理が上手になっていたらしい。


そんな私が、ふるまった相手の胃袋を100%掴んできたレシピが、たった15分でつくれるトマトのカレーである。

友人の家にお邪魔したときの写真。とにかく早く何か食べたかった

材料を切って順番に炒めていくだけで完成してしまう。鍋ではなく、フライパンひとつでつくれて、洗い物も簡単だ。
どんな野菜を足してもいいので、冷蔵庫の掃除にもなる。小さく切れるなら本当に何でもいい。ピーマン、なす、ズッキーニ、まだ入れたことはないがとうもろこしも、多分おいしい。この時期に余りやすい夏野菜は特におすすめだ。
煮込まずに調理するので、アウトドアでもつくれそうだ、と、グランピングを趣味にしている友人に言われたこともある。

そんな万能のカレーのつくりかたを、以下にご紹介しよう。


【材料(2人分)】
トマト:中~大 1個
たまねぎ:中 1/2個
お好きな野菜(なくてもよい)

ひき肉(豚or鶏がおすすめ):100~150g

カレールー:2片
水:120cc

①野菜類はすべて、賽の目切りにする。1㎝角程度。カレールーも小さく刻んでおく。
②フライパンを中火で熱し、ひき肉を炒める。豚肉なら油はひかなくてOK。鶏肉ならサラダ油など少量ひく。
③色が変わって表面に火が通ったら、玉ねぎを加えて炒め合わせる。
④トマト以外の野菜があれば、火が通りにくいものから順番に炒め合わせていく。
※煮込まないので、なるべくここで火を通す。
⑤トマトを半分加えて、ざっと混ぜる。
⑥水120cc、カレールー全量を加えて、よく混ぜて溶かす。中火~強火で混ぜながら水分を飛ばしていく。※焦げないように注意!
⑦全体がもったりとしたら、トマトの残り半分を加えてざっと混ぜる。温まったら火を止める。
⑧白いごはんと一緒に、器に盛りつけてできあがり。


とにかく野菜が食べたかったある日の献立。キュウリとレタスを鶏ガラスープとごま油で和えたサラダ、お吸い物の素と卵白を一緒に入れてお湯を注いだだけのスープ、浅漬けにしたかぶのピクルス。


一言で要約すると、全部炒めて少量の水でカレールーを溶かしながら混ぜたら完成である。

トマトを最後に半分残しておくのがポイントで、酸味で全体の味がさっぱりと引き締まること、煮込まないので触感が残ることがおいしさの秘訣である。逆に、トマトが苦手なら最初に加えるときに全部入れてしまえば、食感と風味は消えて旨味だけを残すことができる。
水をほとんど加えずに野菜から出る水分で調理することが、短時間で旨味が濃縮されておいしくなる理由だと思っている。

どんな野菜を入れてもいいので、栄養満点。
ごはんにかけるだけでも、もちろんおいしいのだが、このカレーはアレンジも自由自在なのだ。

卵黄を足すとまろやかになり、チーズを足すと豪華さが増す。コンビニのチキンにつけるのも、意外においしい。
バゲットで食べてもいいし、トーストに塗ってもいい。ごはんの上に載せてからチーズを重ねて、トースターで焼いてカレードリアにしたこともある。
水分が少ないので、お弁当にもできる。レンジで温められる器に入れて持っていき、おにぎりを片手に食べると洗い物が減って楽である。

まだまだ秘めたるポテンシャルがあることだろう。
新たな食べ方を発見したら、私にも教えていただきたい。


カレーの匂いを嗅ぐと、つい食欲が湧くものである。
暑い夏ほど、どうしてかカレーが食べたい。
夏バテをやっつけるためにも、緑黄色野菜をたっぷりいれて、お好きな食べ方で、ぜひお試しあれ。


#私のイチオシレシピ


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