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マジでウマそうに見えるインスタ映え料理写真の5つの要素

仕事で飲食店のInstagram運用をし始めて1年が経ちました。デザインとカメラも未経験ながら、商品(料理)の撮影を行い、PhottoshopでPOPを作ったりメニューを作ったりもしています。

別に得意なことじゃなくても、1年もやっているとそれなりの法則を発見しちゃいます。なぜなら、ほぼ毎日料理の写真を取り続けてきたから。美味しそうに見える料理の特徴を発見しました。

今回は、料理が美味しそうに見える5つの要素について発表します。

料理が美味しそうに撮影できるメリットは2つ。

  • 家族や同棲している人に振る舞う時どやれる

  • TwitterやInstagramでどやれる

ぜひ飲食店や料理が趣味の人は、参考にして写真を撮影してみてください。

料理が美味しそうに見える5つの要素

それは以下の5つの要素です。

  • 照り

  • 煙・湯気

  • 彩り

  • コントラスト

  • 動き

この時点で「わかるわぁ〜」っていう人もいれば、「は?どういうこと?」って人もいるでしょう。

一つずつ解説します。

照りは人間が一番美味しいと感じる糖や脂をイメージさせる

まずは照り。

擬音で表現するなら、「テッカテカ」とか感じでしょうか。

  • 照り焼きのテッカテカ

  • 北京ダックのテッカテカ

とかです。

照りを活かすべき料理

照りを表現するときは以下のものを参考にしてください。

  • 油全般(肉の脂や植物油など)

  • 砂糖や味醂を使ったもの

  • 表面がつるつるして球体になっているもの(卵や林檎、トマトなど)

上記の要素がある料理であれば、どうにかして照りを表現できないか考えましょう。

照りを出すときに気を付けること

非常に素人臭い言い方しかできませんが、まず明るく撮りすぎないように撮影してください。

照りとは一歩間違えば白飛びに繋がります。

照りが出てると思ったら、ただ白飛びしている写真になってしまいます。気をつけてください。

煙・湯気は香りや熱をイメージさせる

次は煙です。

擬音で表現するならばモクモクです。

なんだか香りもしてくる気がするし、温度も伝わってきます。

  • ラーメンの湯気

  • 焼肉の煙

などです。

煙・湯気を活かすべき料理

煙を積極的に表現したいのはこちらです。

  • 汁物全般

  • ご飯物全般

  • 鉄板で出てくる料理(ステーキ・ハンバーグなど)

  • 焼肉やBBQ

基本的には熱があるうちに撮影することが重要だと思います。

煙・湯気を使う時の注意点

明るすぎると煙を捉えられないのと、背景が白っぽいと煙の表現が弱くなります。

この後ご紹介するコントラストを意識する必要があります。

彩りは食欲増進させます

次は彩りです。

特に赤やオレンジ、黄色と言った暖色系は、食欲を増進させると言われています。逆に青などは食欲を減退させる研究結果もあります。

以前RIZAP COOKの体験会に行きました。そこで習ったのが皿の色も含めて4食ほど入れると良いということです。

彩りを活かすべき料理

これに関しては料理全般です。

特に主菜などのお皿は、彩りを加えるべきです。

  • 赤パプリカ、ミニトマト、トマト、ケチャップ

  • 黄パプリカ、マスタード

  • 葉っぱ類、ブロッコリー、グリーンピース

  • マヨネーズ、大根おろし、玉ねぎ

です。大体メインの色が茶色系だったら、上記の4色を足すと良い感じです。

彩りの注意点

茶色だけにならないよう気をつけてください。

どうしても茶色系だけで攻めるならバカ盛りにしましょう。今まで紹介してきた照り、煙をふんだんに使うことをおすすめします。

コントラストで存在を際立たせる

コントラストとは対比の意味です。

要は料理と皿、皿とテーブルのコントラストが重要になります。

コントラストを活かすべき料理

  • 湯気が出る料理

  • 煙が出る料理

煙や湯気は、背景を黒くして目立たせるようにしたほうがいいです。

また料理と皿の色はできるだけコントラストを活かすべきです。

コントラストの注意点

あえて書く必要はありませんが、湯気や煙、料理と皿を同じような色にするのはやめてみましょう。

動きは料理を食べるイメージをしやすくする

ここでいう動きとは、

  • トングで取り分けている様

  • 煙や湯気がぶわっと広がっている様

  • 箸で持ち上げている様

などです。

あくまで+αで使えるものと認識ください。

鉄板焼屋で目の前で肉屋野菜を焼いているのを見てると、食べたくなるような感覚だと認識してください。

動きを活かすべき料理

  • 小籠包などの何を包んでいるもの

  • 湯気や煙の出るもの

少し表現が難しいですが、静止画の写真を撮るときも、何かしら動きというものを表現すると、食べた後のイメージまでさせられます。動きは重要です。

動きの注意点

被写体などを早く動かすと、捉えきれなかったりします。それが残像となっていい感じになる可能性もあります。

ラーメン屋のポスターで完成品ではなく、あえて湯切りをメインにして動きからシズル感を出しているポスターなどもありますよね。

そんな感じです。

まとめ

料理を美味しそうに見せるイメージは付いたでしょうか。

実際にこれで飲食店のInstagramのフォロワーを2000人弱まで増やして集客に繋げられたので、料理の写真を撮ったり動画を撮ったりするときは意識してみてください!

もしかしたら友達とか家族にドヤ顔できるかもしれません。お約束はできません。終わり。

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