ききょたろう

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「もう一生ミニテーブルなんて作らない」

小学生の夏休みによくある、児童を対象にしたものづくり体験。クラスメイトとその母達と一緒に参加した。ミニテーブル作りだ。 ターンテーブルなのでくるくる回り、まるで夜空の星座みたいだと思った。デザインは決まり。 ただ組み立てが上手くいかない。金槌で思うように釘がさせない。私のターンテーブルはガタガタだった。そんなことは別にいいのだ。 制作中にインストラクターの先生がやきもきしてた私にぼそっと言い放った言葉。 「へたくそ」 小学二年生の私には衝撃的だった。上手いも下手

    • タイトルまだ決まってないけど、途中経過です

      ※まだ未完成です。直すところいっぱいあります。 でもちょっと見て欲しいです。こんなん書いてます 【登場人物】 ◇ケの国 (シュラ=アスラ)…主人公。ケの国の女副将軍。武人として尊敬していたヲサを殺され、国を滅ぼされたシュラは、アスラとして生きる。全てを失ったアスラに一目惚れしたのが、奇しくもケの国を滅ぼしたヤマの国の将軍、ヌシであった。 (ヲサ)…シュラの上司。ケの国の将軍で長い戦を終わらせる為、仲間を逃すために射殺される。シュラを娘のように可愛がっていた。 (バク)…

      • 私、いま教習所で働いてます

        出勤してすぐ、電話が鳴った。 「〇〇の母なんですけど…」 教習生の母親からだった。 息子が事故に遭いまして。と続ける。教習が受けられないから運転の予約をキャンセルして欲しいとの事だった。 「もう教習は受けられないので…」 受けられない?不審がりつつも私は「朝の通学途中で怪我をしてしまった」のだと思い、でも怪我だったら教習期限もまだ余裕があるので、 「回復したらまた予定表をだして予約をとれば大丈夫ですよ。お大事にして下さい」 と言った。しかし、母親は焦りつつはっきりした声で、

        • 「変身デモクラシー」あとがき

          【あらすじ】 役者、幕ノ内橙五郎(まくのうちだいごろう)は映画の撮影現場と間違えて「きさらぎ町」に迷い込む。そこは、自分の名前と引き換えに「肩書」を手に入れ、変貌した者たちが暮らす楽園だった。 ↓ここから本編ネタバレあり 【本編に至るまで】 実は主人公は椿ちゃんだった。でもただ、歌うだけの少女の方がより彼女らしさが出せると思い、あらゆる台詞をカットした。こういうことが原作が仕上がるまでにいくつもある。パソコンで編集中もいくらか台詞の改編や追加がある。しょっちゅうだ。原

        「もう一生ミニテーブルなんて作らない」

          「欠落×ミックス×DEUCE」あとがき

          【あらすじ】 「彼らは罪を犯した。さらにその記憶が欠落している」 罪の意識だけが二人に付きまとう。そして出所していい代わりに許されたのは、とある部屋での“同居”だった。そんな二人の生活は脱出を試みたり、寂しくしたり、愛憎をぶつけあったりしていた。互いの罪を知るまでは。 ↓ここから先はネタバレ有 【本編に至るまで】 構想としては元々昨年の秋ごろからあった。「おれがあいつであいつがおれで」が代表するように性転換・男女逆転ネタなど古来からあるものだ。この話がある限り、現実問題

          「欠落×ミックス×DEUCE」あとがき

          創作リスト

          個人的なメモ用。 ○完結済み 「砂の民」 芸術家の青年と不治の病にかかった少女。 ある日二人は公園の砂場で出会う。 その出会いが互いの夢であっても、現実で巡り会う日まで。 夢と現実と、自分が本当にやりたいこととは何か。 自分の心が、体が、砂になる前に 「チューズ・デイ」 自分の思い出の中の"あの日"を呼び覚まし、その1日に浸ることができる薬_販売員の男はたまたま交差点ですれ違った学生にその薬を使ってしまった。しかも、当日の記憶と日付だけが彼を巻き込む形に。選ばなかったあ