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〈鍔サビ取り日記〉〜56日目〜

こんにちは。名古屋の小麦粉俳優、菅沼翔也です。

2020年2月17日(火)から刀の鍔のサビ取りを始めました。

油を塗って、表面をこすり続けて、56日目。
こんな風になりました。どどん!

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〈比較〉

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ひと言
う〜ん。(たぶん)順調。

そういえば、先週のサビ取り日記でこんなことを書きました。

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実践したわけですよ。

部屋の雨戸のサッシ。下側が終わり、せっかくなら上側もやっておこうと、潤滑油スプレーをプシューッと吹きかけた瞬間!ぽとん、と何かが落ちてきました。ナニ!?と思い、地面に転がり落ちたその”何か”を見たら、なんと!蜂だったんです!!驚きました。そのスプレーは虫たちにとったら、きっと人間にとっても、よろしくない成分だったんでしょう。地面の上をジタバタとのたうち回っているんです。

一匹の蜂は雨戸のサッシの上側で寝ていたのかもしれないし、寝ていなかったのかもしれません。巣を作ろうとしていたのかもしれないし、別に作ろうとはしていなかったのかもしれません。ただ身を隠していただけなのかもしれないし、身を隠すつもりでいたわけではなかったのかもしれません。なんでそんなところ、人目につきにくい雨戸のサッシの上側、にいたのかはわかりません(いや、人目につきにくいからいたのか)。もし見えてたらスプレーを吹きかけることはしなかったはずです。

無実の蜂に対して、非常に申し訳ないことをしたと思いました。

自分に何ができるか考えた結果、近くにあったスコップを手に取りました。そして蜂をすくい上げ、なるべく人目のつかないところに避難。こうするほかありませんでした。あとは蜂の自然治癒力を信じるのみ。「ごめん!なんとか生き延びて!」と謝り、持ち場へ戻りました。そして、再び雨戸のサッシにスプレーを吹きかけ始めたのです。目標であった雨戸の滑りをよくすることは達成されました。

この一件で学んだことは、

①雨戸のサッシの上側にスプレーを吹きかける際は十分に気をつける
②刀の鍔に油をさすのは安心安全である

ことです。

すみません、長々と喋ってしまいました。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。
それでは、また来週。

「上な!サッシの上だけはマジで気をつけろよ(笑)」

今ごろ、人里離れた場所で仲間に笑って話をしてくれてますように。

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