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ようやく昭和にダメ出しできるよ

お酒とセックスを強要されてた昭和と平成時代。
なんであんなに強要されたのか、死なないでよかった。

これ、すごい話じゃないよ。
私が10代後半から20.30代を過ごした社会で、女性が置かれていた立場だから特別なことじゃない。

元々、私はセクシャルマイノリティでいうところのXジェンダーである。
Xジェンダーは日本語なので、ノンバイナリーになるかな。

思春期になっても恋愛には全く興味なくて、
大好きな女の子はいた。
彼女と話せるだけでよかった。
ドキドキするとかじゃなくて、単純に大好きだった。

昔から私はなぜか目立って、見た目がばりばり女性でなおかつ、いわゆる色気があった。
それは本人の意思とは全く関係なく。
だからなのか、DV系の男性は「所有したい欲」を掻き立てたようだ。
所有・モノ扱いを沢山受けてきた。
それは、間違いなく性犯罪であるのに、なぜか申し立てすら許されない社会で、お酒もセックスも強要された。

令和の今、「それはおかしいよね」とようやく言える時代がきたのだ。
ここへ来るまでの半世紀以上の間に、どれだけの女性が苦しめられ、多くの女性が亡くなったのかを思うと、なお長生きして社会を変えなければ、と強く思う。

そして、自分のセクシャリティもようやく社会から理解されるようになった。

今ようやく言えるよ。
自分はノンバイナリーで、異性に惹かれることは滅多になくて、どちらかといえば女性が好きで。
18.19歳の頃に好きだったヒサコちゃんが付き合っていた男性から、力づくで強要されたことを。
だって、自分は高校生時代からずっとヒサコちゃんが好きだったのだから。

この時自分の心は殺された。
何年も何年も殺され続けた。
ようやく言えるよ。
大好きなヒサコちゃんを傷つけることをする訳がない。

強要されたその時から今まで、強要した男をずっとずっと恨んでいた。
大好きなヒサコちゃんに背を向かれて。
もうそろそろ、自分を赦してあげよう。

変な時代だったなあ。
お酒とセックスの強要は当たり前って。

そいつら、捕まって欲しいし、刑罰を受けて欲しい。
挙げたらきりがないくらいに沢山いるね。


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