怒ってる人をみると悲しくなってしまっていた話
特に子供のころですが、ひとが怒ってるのを見ると悲しくなってました。
ふだんそのひとはにこやかで、優しくて楽しいひとなのに怒ると残酷な言葉で傷つける。むしろ深く傷つけるためにより残酷な言葉を選ぶ。そのギャップにすごいショックを受けた記憶があります。「別人になっちゃった。。。」みたいな。
子供の頃菅波は、ひとりの人間の中にはいろんな側面があることをわかってなかったし、自分のなかの残酷性と他人が豹変することを同じだとは考えてませんでした。自分も急に怒って弟に八つ当たりすることもたくさんあったのに、都合いいですけどね。
それと、子供の頃からまわりのひとの感情の動きが気になる性質だったので、ひとがいらいらしてると勝手に緊張して疲れていました。自分に直接被害はないのにそういう場面を見ると勝手に悲しくなるし。
不思議と創作物の中の怒りは平気なんですね。バトル漫画などでは主人公がしょっちゅう怒ってるわけですが、それにはショックを受けない。やっぱり「これは現実じゃない」と思ってたからでしょうか。
結局、すごく臆病だったのでしょう。それはいまもですが。でもそれが「悲しい」という感情につながるのがちょっとユニークだなと思います、われながら。それは自分の「感受性」の個性でもあると思うので、自分の仕事上個性があるのはありがたいことでもある。
今はそこまでナイーブではありませんけどね。そのへんの話を動画でしたいと思います。それではどうぞ!
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