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同窓会が全く楽しくなかった話

学生時代の同窓会があった。正直気が進まないけど、まあ行ってみるか?と重い腰をあげていってみたが思った以上に楽しめなかった。

わー久しぶり!近況どうですか?って無邪気に聞きに行きたい人が誰もいない。そもそも仲良い人、そういえば私居なかった。

ほぼほぼ知らない人がたくさんいて
それでも誰かしらと喋っていないと1人ぽつんと浮いてしまう恐ろしい空間。
私、こういう場がどうやら苦手だったらしい。
あー帰りたい。

いまどこで働いてるの?
どんな仕事?
とそこかしこで有名企業の名前が上がり
場違い感が半端ない。

ちゃんと大学の経験を活かして就職している人たちが眩しくて仕方がない。

天気の会話みたいなもんなのかもしれないけど、それにも加われなくて冷や汗が止まらない。

大学に入った時は
私本当は絵を描く人になりたかった、って思ってた。

就活してたときは
やっぱ、大学の研究は私には向いてない、この研究活かすなんて無理、って思ってた。

研究職でもない業界すら違う会社に入った今
バックグラウンド違いすぎてさっぱり分かんないし、って頑張ることをどこかで少し諦めてる。

言い訳ばっかりの人生。
ずっとどこにも属せない感じがする。
何かしら理由つけてここじゃないって言い訳し続けてるかんじ。

あまりにも周りが輝かしく見えて、私の人生ってつまんないのかなって思わされてしまう空間だった。

まあそれでもそれなりに暮らしているし
最近たくさんまた絵を描くようになって
描くことが楽しいってもう一度思うようになって

仕事にはできなくても
自分の好きって気持ちに前より素直になれてることは私にとって良いことなんじゃないかと思う。


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