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#8 小学校教員が雑誌を作ってみた。

今回、あるご縁をいただきまして、小学校教員が雑誌を作ってみました。

もちろん一人ではありません。

9人の仲間たちとともに、エスノダイバーとして東京都大田区「梅屋敷」を取材してきました。

同じ地域に5回も足を運び、そこから見えてきたものをご紹介します!

そもそもethnodivingとは?

地域文化に飛び込み、自らの手で触れた情報を自らの言葉で発信するメディアです。
毎回異なる地域をテーマに、文化(ethno-)に飛び込む(diving)参加者を募ります。メディアといっても執筆や編集の経験は不問で、興味さえあればだれでも編集部に参加できます。

https://note.com/shocktuck/n/nde8d6308fc4e

とのことです。これは仲間の一人であるまっちゃんのnoteから引用しました。よかったらこちらもぜひ!

今、色々な情報が溢れている中で、1次情報の価値って高い気がします。自分の五感を使って、その場所を感じたり、実際に体験したり。その中で見えてきたものって自分の中の本物の情報になりますよね。誰かの情報って、誰かのフィルターを通してでしかどうしても伝えられない。

純度100%の自分のフィルターを通して、自分の本物の情報をとりにいくことを大切にしたいです。そして、子どもたちにもそれを伝えていきたい。

様々な職種の人との関わり

半年間一緒に作っていった仲間たちは、本当に職種が多種多様です。

建築家、小学校の先生、エシカル就活、某企業、?などなど。

普段接することのない人たちと同じ地域をフィールドワークし、それぞれの視点から切り取ったものを一緒に雑誌にしました。

とにかく、会話する内容が面白い。

あるひとは、土地の祭りに着目するし、あるひとは、めっちゃ植木鉢にあることに気が付くし、あるひとは、自分が感じたものをエッセイみたいにするし。

そしてそれらがつながって雑誌になるんだなあと思うとすごく面白いです。

日常は特別なんだ

実は、自分この雑誌を作るために5回ほど「梅屋敷」に足を運びました。

なんで5回かというと。。。

それは、何を記事にするか分からなかったからです。かなり苦しみました。小学校の先生だから公園の特徴を調べてみようかなと思ったり、目についた面白いものを特集しようかなと思ったり。

家が近くだったこともあり、足をとにかく動かして、自分は何を感じているんだろうと必死に考えました。もう考えている時点で感じてないんですけどね。

そして、見えてみたものは何気ない人と人との「会話」でした。

ある八百屋さんでは、

店主が主婦に、
「あれ学生さん?」
「え、違いますよ?」
「若いから学生に見えちゃったよ〜。」

「おばあちゃん、荷物大丈夫?」
「全然平気よ!」

などなど。とにかく、何気ないあたたかい会話たちが自分の耳に入ってきました。

日常の中に特別を探そうとしなくても、もうすでにあるんだなと感じました。

そとものだったからこそ、普段見過ごしている「特別」に気が付かなかった。

ましてインターネットでなんでも情報が手に入る時代に、見落としていっているものってたくさんあるんじゃないか。

まとめ

今回の雑誌作成を通して、仲間と作りあげる楽しさと日常の中に隠れている特別に気が付くことができました。改めて、ソトモノとして、自分の日常を体験するとたくさんの特別に気が付くんじゃないかなと思います。

ぜひ、他の仲間の特別が詰まったこの雑誌をみてみてください!


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