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上野散策(日記)

咳のし過ぎで、胸痛を起こしている。倦怠感が強い。
今朝、血圧の薬がまもなく切れることに気づいた。明日はクリニックが休み。薬切れになる前に処方してもらおうと、最近重くなった腰を上げる。


内科医の診断

内科医師に風邪症状の経過を伝え「家で安静にしていたのですが、胸痛と倦怠感が強くて。しかも籠っていたせいか体脂肪率が36%になってしまって…。倦怠感はそのせいでしょうか」と間抜けなことを尋ねたら「それは関係ないですよ。そんなことをいったら、体脂肪率が高い人はみな倦怠感を抱えることになるし」と苦笑された。そして「もしインフルやコロナだったとしても、5日も経過すれば症状は落ち着きますから。もう復帰を目指してウォーキングなど、軽い運動を始めてもいいかもしれませんね」とアドバイスしてくださった。

私はフリーの身なので、目指すべき復帰場所はないのだが(だから気合が入らないのかもしれないが)、運動許可が出たのはありがたい。医師のお墨付き。もう養生はやめやめ。

上野の東京都美術館で開催中の美術展。前売りチケットを購入しておきながら、風邪のためになかなか行けなかったのだ。よし、これから行こう、と決めた。

五條天神社参拝

2月7日。3日前に立春を迎え、3日後に旧正月を迎える中日。そして一粒万倍日。せっかくだからお参りをしよう、といつもの不忍池辯天堂へ。
2024年1月末、資産額が過去最高額になったのでそのお礼を述べる。正規職の時よりも、月収が多くなるとは思っても見なかった。早期退職を決めた時は、資産を食いつぶす覚悟だったのに。本当に先のことはわからないものだ。FIRE後に派遣職を体験し「もう絶対宮仕えはしない」と不退転の覚悟を決めて退職した後、ますます金運が良くなった。…多分、進んでいる道は間違っていないのだろう。本当に神仏に感謝ばかりだ。

五條天神社

医薬祖伸として有名な五條天神社。体調不良が改善されますように…と熱心に祈る。それにしても、上野も外国の方が増えた。半分以上は外国人だと思う。

五條天神社の梅
五條天神社の梅

医薬祖伸と天神様が祀られているので、見事な梅花も見られる。

この後、兼務社の花園稲荷神社もお参りし、東京都美術館へ。

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 展

12月に眼瞼下垂の手術をした後、少し視力が低下。しばらく様子を見るもやはりピントが合わないため、眼鏡を新調。よく見えるようになったので、1/27からの印象派展を楽しみにしていたところ、今度は38度の高熱…といろいろあったのだが、ようやくすっきりした視界で美術展を楽しむことができる。考えてみたら、今年初の観覧だ。

入り口にて
入り口にて

最近の美術展は「一部撮影可」というものが多いが、この展覧会はすべて本物は撮影不可。でもその方がいいかも。落ち着いて実物と対峙できるから。
印象派の絵を、印象深く心に刻めるから。

写真撮影コーナーにて
撮影コーナーにて

思ったよりボリュームがあったし、質も高かった。日本人は印象派好きな人が多いので、平日午後でもかなり混む。午前に来た方が良かったかな、と少し後悔。でも「すごい良かった~」「良い展覧会だったね~」という声があちこちから聞こえてくるのも、悪くない。

面白かったのが、チャイルド・ハッサム《朝食室、冬の朝、ニューヨーク》を観た男性が連れの女性に「朝食室があるってことはさ、昼食室、夕食室と食事ごとに部屋があるのかな(金持ちだね!)」とコメントしていたこと。
確かに!私は絵を観る前にそれを聴いてしまったため、くすくすした笑いがとまらなくなり、まっさらな気持ちで見られなくなってしまったが…。

さて、ショップを覗く。神様にお金を増やしてもらったのだから、少しは上野の経済をまわそう、と思うも欲しいものがない。ブックマーカーは買っても使わないしなあ。ルノワールの《アラブの女》とステヴァンスの《母》が気に入ったので絵葉書があったら買おうと思ったのだが、どちらも商品化されておらず…。
ウスター展なので、ウスターソースがコラボ商品として陳列されていた(こういうベタなノリは結構好き)。でも普通にスーパーで買うよりだいぶ割高だし、そもそもソースはあまり好きじゃないし。とショップをくるくると見てまわったが、結局何も買わずにそこを後にした。

じゃあ、みはしであんみつでも…と思ったが、こちらも順番待ちの列ができている。平日でも混んでいるなあ。

最後に

本当にお金を使うのは難しいものだ。私は不要なモノにお金をかけるタイプじゃないので、うまく支出できないのである。

結局、医療費で経済をまわすばかりなのだった。
いや、それもほどほどがいいな。やっぱり、健康第一だから。

久しぶりに散策したら、大分すっきり。
医師の許可も得られたし、健康のためにも積極的に外に出よう。

花散歩の季節は、もう到来している。

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