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更年期と膀胱炎

膀胱炎の話

数週間前から、デリケートゾーンがひりひりと痛み出した。前にも違和感があって、婦人科で抗生物質を出してもらったことがある。が、今回は前の方(尿道)が痛む。洗うとしみる感じ。ネットで検索すると、膀胱炎のような気がする。専門は泌尿器科かなと思ったが、ひとまず婦人科受診の際に症状を伝えてみたところ「ウチでも尿検査はできます」という話になり、先週検査をした。そして本日、結果を聞いてきた。

一般の検査(潜血、糖、蛋白など)はすべて正常。ただ菌検査では2種類の菌が見つかったらしく「膀胱炎」の診断を受けた(カルテに赤字で「2種菌」と書かれた付箋がついていた)。

「この2つの菌に効く薬(抗生物質)があるから、6日間で飲み切ってください。来週、菌が消えたかもう一度検査しましょう」
そこで医師に「なんで膀胱炎になるんでしょうね?どういうルートで感染したんでしょうね?」と今後の予防のために聞いてみたが、あまり明瞭な回答はなかった。
でも、ひとつ心当たりがある。前回、抗生物質を出してもらった時、医師から次の指導を受けたのだ。

・おりものシートは使用しないこと(蒸れるから)
・便座洗浄器でデリケートゾーンを洗わないこと(雑菌の巣窟だから)

「どうしてもというなら、洗うのはお尻だけにしてください」と言われたので、聞き分けよく尻利用のみとしていたのだが、それが原因ではなかろうか(ただ、これを伝えると叱られそうなので黙っていた。感染二度目だし)。
トイレの洗浄器は、当分使わないことにしよう。

自律神経の乱れを改善する薬

せっかく婦人科に来たのだから、更年期症状も伝えておこう、と思い、
「クーラー効き過ぎの待合室で、他の患者さんたちが上着をはおりだしたのに、私ひとりだけ汗だくのホットフラッシュ状態なんです」と話し、

・頭痛、めまい、のぼせ、発汗、ほてり、だるさあり
・骨密度を上げなくちゃと思いつつ、歩く気にならない

と伝えたところ、医師がカルテをめくって「あっ、そうか…。今が一番症状が重い、ピークの時期かもしれないね」とつぶやいたので「そうです、今まさにピークなんです」とすかさず相槌を打った。よく考えたら、この先ピークがあるのかもしれないのに、適当に調子が良い私。でも医師が計算してそうなら、きっとピークなんだろう。

今回新たに出された薬

今回はセフカペンピボキシル塩酸塩錠100mgという抗生物質と、トフィソパム錠50mgという自律神経の乱れを改善する薬を出してもらった。
ちゃんと飲み切ろう。

最後に

最近、薬の種類が増えているな…と思うけれど、そういう年齢だから仕方ない。もちろん「服薬は一切しない、副作用が怖いから」という人もいれば「ホルモン補充療法」を選ぶ人もいるだろう。漢方薬とヨガを組み合わせる人もいるだろう。健康対策は、人それぞれ。

私は「生きているうちは快適に過ごす」ことを金科玉条にしているので、今ある症状は放置せず、こまめに取り除こうと思っている。飲み薬が多くなったとしても。

ドラえもんも言っていたとおり「痛みは重要なサイン」。
膀胱炎にしろ、自律神経の乱れにしろ、改善できるなら我慢せずに治療したほうが良い。痛みや違和感は放置すればするほど、悪化するものだ。

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