田無神社と新井薬師へ
12/8の手術から顔が腫れてしまい、ずっと引きこもっていた。本当は当日の午後に納めの薬師参りとして、新井薬師梅照院まで足をのばすつもりだったのだが、そんな状況ではなかった。空腹感も全くなくなり、まっすぐ帰宅して、あるものをモソモソ食べた。食材が足りなくなったらネット注文。
今も瞼は浮腫んでいるが、いつまでもこういう生活はしていられない。引きこもりは元々性に合わないのだ。幸い人間関係に乏しいため「どうしたの。その顔!」と驚かれることもない。その他大勢の人は、行きずりの他人の顔になど興味を持たないだろうから、と出かけることにした。
田無神社
12月12日は甲辰(きのえたつ)。来年の干支と一緒で縁起がいいらしい。
辰なら、五龍神を祀っている田無神社。古い一楽萬開札を納めて、新しいものをいただこう。
神社前。信号待ちの時、ふと空を見上げる。
電線の下に、右45度に顔を向けた龍がいるように見えるのだけど、気のせいだろうか。
左下に、ひょろりと縦長の雲が見えるのだけど、これも龍雲っぽい。
参拝前に歓迎されている気がして、少し心が和む。
手前の赤い囲いの下で、古いお札をお焚き上げ中。
頭と玉をなでなで。特に目をなでなで。
境内すべてお参りし、授与所へ。ふと後ろから来る女性に、怖い気配を感じた。なんというか、動きが刺々しいのだ。先に通そう、と脇に避けた。
後ろ姿しか見えないが、30代くらいだろうか。何かを頒布してもらっている。巫女さんが「袋はご入用ですか」と尋ねると「い」と短く答え、「良いお参りでした」と声をかけても無言。
・・・日本人だったら嫌だな。でも、多分日本人なんだろうね。せめて「いいです」くらい言えないのかな?時短、効率化と何でも短くすればいいってもんじゃないと思うけど。敬意のなさが嫌だな、と思うのだ。
私は(ひどい人相なので)声だけでも柔らかくと思い、「一楽萬開をひとついただけますか」と声かけし、「ありがとうございました」と目を伏せたままお守りを受け取った。
令和6年からデザインが変わった。昇り龍の絵。11/23から2/4まで頒布。
以前「新年になってからお祀りするものですか」と聞いたところ「いえ、すぐ祀っていただいてよいですよ」と回答いただいたことを思い出す。
帰宅してから玄関に置いた。玄関か東の部屋ならば、方角に拘らなくていいそうだ。
この後、新井薬師へ(西武新宿線なので一本で行ける)。
新井薬師梅照院
新井薬師駅からトコトコ歩く。
眼病平癒で名高い新井薬師さん。早く瞼の腫れが引きますように、正常眼圧緑内障が進行しませんように、眼病その他が改善しますように…と丁寧にお参り。
だいぶ葉は落ちていたけれど、黄金色に染まった地面まで美しい。
このご神木が圧巻。
お参り後、徒歩で中野駅まで。迷わず駅まで行けたけど、逆ルート(中野駅→新井薬師梅照院→新井薬師駅)は絶対無理だな、辿り着けないなと思う。
最後に
12/12は甲辰。そして熊蟄穴(くまあなにこもる)に切り替わるお日柄。
・・・たくさん食べて温かくして冬眠せよと?とつい惰眠を貪りたくなったが、思い切ってお出かけしてよかった。
明日も散歩に出かけよう。
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