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【東京ISLAND】式根島ダイビングTourご紹介🤿

Guy's Diving Center会員のすーさんです!
Guy's Diving Centerは西伊豆・田子を拠点とする会員制ダイビングサービスです。

今回はつい先日ガイズで参加した式根島ツアーのご紹介です。

伊豆諸島の小さな島である式根島。
海は非常に青くて透明度も高く、見どころの一つとして海底からぽこぽこと沸いている「海中温泉」があり、ほぼ100%の確率で温泉で温まっているウミガメにも出会うことができます🐢

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船で往復する2日間のツアーで、観光も含め「島感」を存分に味わうことができる式根島ツアー。

島には混浴の温泉があったり🤭
美しいビーチがあったり🏖
ダイビング以外でも見どころがたくさんです!

どんな旅になるのか、撮ってきたばかりの写真をたくさんお見せしながら、一つずつご紹介していきます!

式根島ってどこ?

伊豆諸島のひとつで、伊豆半島から南東をみた方面にある島です(※参考までに大島にもピンを立ててあります)。ちなみに式根島自体はとても小さく、車で30分程度で1周できてしまいます。

ツアー概要

【 行程モデル 】
・金曜/夜東海汽船で出発
・土曜/div/民宿で「島ご飯」+島温泉
・日曜/島観光/午後、東海汽船で戻る

【 費用 】
・主催費¥15,000-
・Div代一式(2ボートdiv)¥20,000-
・その他(保険・東海汽船・民宿・R代)

金夜〜土朝
竹芝桟橋で金曜の夜に集合し、大型客船「さるびあ丸」で式根島に向かいます。この日は船上で寝て、朝9時ごろに式根島に到着。

土曜日
島に到着し次第レンタカーで港に向かい、メインであるダイビングを楽しみます。ダイビングの後はなんだかんだ片付けや買い出しをし、夕飯を食べ、飲み、天気が良ければ夜は星を見に行ったりもします。

日曜日
午前中、島観光を楽しみ、午後13時ごろ発のジェット船で竹芝桟橋に17時すぎに帰還します。

盛りだくさんの2.5日間です!

東海汽船・新「さるびあ丸」

金曜の21時、竹芝桟橋・竹芝客船ターミナルに集合。朝ごはんを買っておけとの司令が出ていて、竹芝桟橋目の前のファミマで朝ごはんを買い込み、大型客船のさるびあ丸に乗船します。

ちなみにこのさるびあ丸、東海汽船という会社の船ですが、2020年にリニューアルしたばかりで、中も外もなかなかきれいです。

出発すると東京タワーの夜景から船上旅がスタート!テンションが上がります!

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(この日はライトがついていない貴重な)レインボーブリッジを通過。

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この日の便は珍しく横浜港に停まったので横浜の夜景も楽しめました!

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夜景を楽しみきったあとは船中泊。次の日のダイビングのためにもよく眠りたいところです。
チケットは特二等で、二段ベッドが確保されています。ベッドの頭にコンセントと貴重品入れもあります。

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ちなみに、湾の中はあまり揺れないのですが、沖に出るとなかなかに揺れることもあります。酔わない人でも酔い止めは飲んでおいたほうが無難。寝るときにずっとふわふわ揺れているので、船酔いは想定しておいた方がよさそうです。

二段ベッドでいい具合の波に揺られながら眠り、次の日の朝。どうしても船から朝日が見たくてデッキに出ました。時間は6時前、大島に着くくらいのタイミングです。

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海と朝焼け…絶景です!ぼーっと朝焼けを眺める幸せ。贅沢な時間でした。

日が昇り、すっかり朝です。到着までまだ3時間くらいあります。着替えや朝ごはんを済ませ、もう一眠りしたりなんかして、9時頃に式根島に到着!

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さあいざ、DIVING!

まず、式根島のダイビングの魅力をGuy'sのスタッフの一人であるJunpeeがVlog風に作成してくれましたので、こちらを御覧ください!

いかがでしたでしょうか!海中温泉・ウミガメ・サンゴまであります、そして何より海が青い!抜群の透視です。

それでは、まずは拠点となる港の様子からご紹介していきます。

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船が海底で影になっていて、船が浮いているみたい!
港から透明度が高いのがうかがえます…!

港でウェットスーツを着て器材を準備し、いざ出船!

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御釜湾(みかまわん)というポイントの海中温泉をマストで狙います。ぽこぽこと温泉の泡が砂浜からわき出る景色がとてもきれいなのと、何よりウミガメさんに出会えるポイントだからです。
今回は大小様々なたくさんの個体と出会えました。1DIVEで7匹くらい見たかなあというところ!

海中温泉がある場所は温かく、水温が冬でも下がりません。変温動物のウミガメは冷たい水中で暖を取ろうと集まってくるため、ほぼ100%の確率でウミガメには出会えます。
巷ではタートルガーデンとも言われているようで、ぽこぽこと湧いている泡に包まれてじっと温まっているアオウミガメの姿はとってもかわいい🐢
隣に行くと、亀さんと混浴気分が味わえます(笑)。

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海中温泉といえど、場所によって温かいところとそうでもないところがある様子。
わたしもグローブを外して泡が出ているところに何箇所か手をつっこんでみましたが、亀さんがいた場所が一番温かく、「やっぱわかってんな〜!」と感心してしまいました。

ちゃんと温まれて、かつ休みやすい場所は亀側からすると人気スポットなのかもしれないですね…!

ランチタイム!

1本目と2本目の間に、島の商店「みやとら」で買っておいた手作り弁当をいただきます。いくつか種類があり、わたしはハンバーグ弁当にしました。

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みやとら名物の『たたき丸』というのもおいしくておすすめです。「明日葉の佃煮」「くさや」「ハムチーズ」のいずれかをご飯で包み、魚のすり身に味を付けた式根名物「たたき」で包んだ揚げおむすびで、さくさく食べられます。


2本目のダイビングは、余裕があれば神引展望台下の、港から西に船を回したポイントに船を出すこともあるようです。そちらではサンゴのテーブルや岩の地形などが見どころで、青い海と伊豆らしいお魚も楽しめそうです!
ガイズの別チームが撮った写真を拝借↓↓

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とても透明度が高く、幻想的です!

式根はいつ行っても海が良いと、ベテランダイバーからもよく聞きます。
なんといっても透視がよく、青い海が楽しめるので、ぜひ一度潜ってほしいです。

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エキジット後、お世話になったダイビングショップ「うみがめ」のスタッフさんたちと写真をパシャリ。ありがとうございましたー!

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混浴の島!?式根島

式根島には温泉がたくさんあります。亀とだけではなく、ちゃんと混浴ができます。
混浴といっても、水着で入れる温泉なのでご安心を!😈

式根島の温泉は、海のすぐ近くにある場合が多く、海辺の温泉は場所によって、潮の満ち引きによって海水が流れ込みます。

熱すぎて満潮で海水が入らないと入れない温泉と、逆に満潮だと海水のほうが多くなってしまって冷たくなってしまう温泉もあります。面白いですね!
時間に合わせて入れる方を訪れましょう!♨

◆松が下雅湯
港の向かいにあり、ダイビングに行ったら入っておくべきです!色が土っぽい硫化温泉で、温度はぬるめです。ここは潮に関係なく入れますが、塩せいか硫黄のせいか、少し皮膚がぴりぴりしますのでご注意を。

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◆地鉈温泉
地面を鉈で割ったような地形の下にある温泉。
写真の谷を下っていくとその先に温泉があります。

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この地鉈温泉は、熱すぎるために満潮のときに海水と混ぜて入る必要があるという温泉です。
私たちが訪れられたタイミングは干潮で入れなかったので、夕方など良き時間に満潮になる日にツアーを組めたラッキーな人は是非入ってみてください!

↓夜はライトアップされていて、温泉までの道もなかなかドラマチックな感じです。

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◆足付温泉
こちらは地鉈温泉とは逆に、海の目の前すぎて干潮の時しか入れない温泉です。満潮だと「温泉<<<干潟」という感じになってしまいそう。

我々はコロナ禍もありこちらは訪れませんでしたが、海辺の露天風呂らしい露天風呂です!
タイミングがあれば、こちらも是非入ってみてください。

島宿「げんべい」ともりもりご飯

宿泊先のげんべいさんです。

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部屋は簡素ながらきれい!

お風呂は男女それぞれ、3人ずつ同時に入れますので、ダイビングから帰ってきたらシャワーを浴びる人と片付ける人で交代すると良いかも。ドライヤーは貸し出しがありました。

こちらのお宿、なんといってもご飯がもりもり!メインがいくつあるんだ…!と唖然としてしまう量が並びます。わたしは大食らいな自信があるのですが、それでもギリギリでした。
食べても食べても美味しいごはんが減らない恐怖はなかなかのものがありました(笑)。

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ご飯のあとは、腹ごなしも兼ねて海辺や展望台に星を見に行くのが定番の流れ。島で見る星は本当にきれいです!条件が良ければ天の川まできれいにみえます。

宿からすぐ近くの「石白川海水浴場」や、少し遠出するのであれば高台の「神引展望台」、上に木などがなにもない「小の口公園」なんかも星空おすすめスポットです。
街灯など灯りがなにもない神引展望台が一番天体観測に向いているスポットかもしれません。暗すぎて歩くのがなかなか危ないため、訪れる際には足元に気をつけて!

そして帰ってきたら、お楽しみの飲み会です!ご飯の前に島にある一番大きなスーパー「おくやま商店」で買い出しをして、部屋に帰って飲むことが多いです。
今回はメンバーが持参したボードゲームで盛り上がりました!

ちなみに、お酒が好きな人がいれば、地鉈という式根島のあめりか芋の焼酎がおすすめです。あめりか芋とは、新島村で栽培されている希少なサツマイモのこと。「地鉈」は新しい銘柄で、「おくやま商店」でしか取り扱いはないとのこと。

いま出ているものは3年熟成だそうで、甘い香りで飲みやすい焼酎でした。
昔からある「しきね」「神引」というあめりか芋焼酎と比べて500円ほど高いのですが、美味しかったです!

島を巡って「島気分」を満喫!

さて、次の日の朝!朝ごはんは夜に比べると控えめでちょうどいい感じ。

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朝ごはんの後は荷物の準備をし、器材を片付け、チェックアウトして島観光に出発です。

↓今回巡った場所はコチラ↓
◆泊(とまり)海水浴場
貝殻のような形が珍しい、非常に美しいビーチです。

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◆神引展望台
実は今回は土曜の夕方と日曜の朝の2回訪れ、景色の差も楽しみました。

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夕方に行ったとき、なんと、インストラクターのDONちゃんが強風の中ドローンを飛ばして制御不能になってしまい、ファーーーっとだいぶ遠くまで飛ばされるという事件が!!

岩をよじのぼってドローンを取りに行く二人はまるで岩山に住むヤギのようで笑いました。

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なくならなくてよかったねえ!


◆小の口公園(このくちこうえん)
大きいクジラのオブジェが設置してある公園。
FくんとSちゃんのカップルごっこが催されます。


「今日はどこ行く?乗せてくよ!」「じゃあ〜、ちょっとそこの大島まで!」
…Fくんはえらい乗り物を手懐けたもんです。

◆池村商店
雑貨からお土産から食べ物までそろう島の商店では、人に心をゆるしすぎなにゃんこがお出迎え。


ちなみに式根島には猫がなんやら本当にたくさんおり、「しきねこ」として親しまれています。夜には何度も大規模な集会を見かけました。

また、池村商店は揚げパンがおいしいです。プレーンからシナモンからいろいろな味があり、私は式根島名物の一つである「あしたば」味の緑色揚げパンをチョイス。

私はこの写真を撮る10秒前にこの揚げパンを盛大に地面に落っことしていますが、そうは見えないですね!笑


砂糖がジャリジャリしているので砂利と区別がつかなくて、逆に良かったかもしれません!笑

満足満足、式根島ツアー

そんなこんなで観光を終え、13時ごろレンタカーを返却。
帰りは小さいですがスピードが早いジェット船にて、17時頃竹芝桟橋に帰港します。お疲れさまでした!

青い海でのダイビングと式根島ならではのアフターを楽しめる式根島Tour、いかがでしたでしょうか!
2日間の行程で旅行記も長くなってしまいましたが、ツアーの様子を楽しんでいただければ幸いです。

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🔽他のツアーの様子も書いています。よろしければご覧あれ。

🔽GuysダイビングセンターHPのTour案内




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