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まちの税理士事務所方式 月次キャッシュフロー計算書について

こんにちは、山梨県北杜市のまちの税理士です。
事業を継続していくためには、「利益管理(儲けのコントロール)」と「資金管理(お金のコントロール)」が必要不可欠ですよね。
この「利益管理」と「資金管理」を一つの資料でかつ月次で把握できるのが、まちの税理士事務所方式 月次キャッシュフロー計算書です。
今回は、まちの税理士事務所の助言・提案業務の基本帳票となる、まちの税理士事務所方式 月次キャッシュフロー計算書について、思いを巡らせてみました。

まちの税理士事務所方式 月次キャッシュフロー計算書(法人用)

上図の①から⑧の説明は次のとおりです。


①月次で把握できる資料です!

利益と資金の関係を月々把握できる形式にしています。
合計は期首からの累計になります。

②簡易P/Lは変動損益計算書の形式です!

費用を変動費(売上高に比例して変動する費用)と固定費(変動費以外の費用)に区分しているため、企業の付加価値額(限界利益)等が把握できます。

③営業キャッシュフローとは?

企業の中心的な事業が、いくら資金を生み出しているのかを示す項目です。この項目がプラスなら事業が資金を生み出しており、マイナスなら事業によって資金を食いつぶしていると判断できます。
マイナスの場合は、在庫圧縮や売掛金回収サイト短縮、買掛金支払延期などを検討しなくてはなりません。

④投資キャッシュフローとは?

設備投資や、事業への投資といった投資活動による資金の流れを示す項目です。
マイナスの場合は固定資産などを購入しているということであり、プラスの場合は保有する固定資産などを売却して資金を得ているということになります。

⑤財務キャッシュフローとは?

企業が資金不足に陥ったときの資金調達方法と、借りたお金の返済方法を示す項目です。
銀行からの借入れや返済、株式の発行などはここに含まれます。
営業キャッシュフローがプラスで、きちんと借入金を返済していれば、財務キャッシュフローはマイナスになります。プラスの場合は融資や出資を受けているということになります。

⑥キャッシュの増減を把握できます!

月初と月末の資金の増減を把握できます。
月末日が土日休日で支払が翌月初になってしまう場合でも、月末日に支払ったものとして調整しています。

⑦借入金の状況が一目瞭然です!

借入金の残高・完済期日・利率・目的を把握することができます。

⑧キャッシュの内訳が分かります!

月末におけるキャッシュの内訳を把握することができます。

今回の説明で用いた月次キャッシュフロー計算書は法人用ですが、個人事業者用や建設業用もあります!
それから、ぜひ👇もチェックしてみてくださいね!


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