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みんなひとりぼっち。(←代表曲の劇的大誤訳(追記:誤訳は言い過ぎらしいけど、違和感パねえ)

ボズ・スキャッグス来日公演千秋楽。
名古屋はシトシトと雨。

趣のある名古屋市公会堂の大ホール。1200ぐらいのキャパなのかな。
こじんまりとして、2階上手バルコニー最前列だと非常に見晴らしが良い。
(そのかわり上手に居るベースは全く視界に入らず。)
客席は8割方埋まってる。

あのさあ。1曲目がjojoってずるいよね……
ボズの歌は衰え知らず。すごいなこりゃ…まあ世の中にはトニー・ベネット(93歳)という妖怪が居るけれども……
バンドもクールで素晴らしかった。女性コーラス隊は無しで、キーボード・パーカス・ドラムの3名がコーラスを担当。これがうまくて笑っちゃう。
少し気になったのは、モニタシステムがいい具合にハマりきっていなかったのか、終盤まで演者があれこれと袖にサインを出してました。外音はそんなに大きな問題なかったような気がするけど、まあ些細なトラブル、ハプニングなんてどーでもよろしいほど素晴らしいライブだった。

名古屋のお客さんは始まってすぐに温まるタイプなのか、最後の方は歓声っていうか半ばヤジ的な声も聞こえてきたりして(別に本気で罵って野次ってるんじゃなくて、タイミング的に悪目立ちしてるやつ。割と微笑ましい)、最後はみんなスタンディング。年齢層高めだからオールスタンディングとはいかないのはご愛嬌。
盛大な拍手と歓声を聞きながら、ライブはつくづく生き物、その瞬間限りの客席とステージとの共同作品だなあって感じました。音質や演奏のクオリティは、そりゃCDのほうがまとまって素晴らしいけど、ライブにはライブでしか味わえないものがあるよ。

セットリストなどに関しては「ボズ・スキャッグス 来日公演」とかでググると東京公演の詳細なレポがあるのでそちらをご参照ください。イェーイ。
つーか楽しかったから細かいことはいちいち覚えてないよー
もーホント最高の演奏。はるばる名古屋まで行った甲斐がありました。

【蛇足的魂の叫び】
演奏以外で書くのは野暮ったいんだけど・・・・・・言わずにおれん。

今回のライブで一番感じたのは、演奏中の観客のスマホマナーの悪さ!ひどい!
もうこれにつきます。
ボズのライブですから、当然ながら年齢層は多少高めなわけですが、そりゃもうびっくりです。決して安くはない、いや、むしろ高いチケット代払ってそれですか?と驚きました。

 演奏中にずーーーーーっと手元のスマホ弄ってる人。なに実況?それいる?てか画面明度下げるとかぐらいの悪知恵働かないの?
2階にいるとね、そりゃもうきれいに見えるんですよ。

 悪知恵といえば、同じ列にすわってたおじさん。開演前からなんかはしゃいでるなあと思ったら開演直後、ボズがステージに現れてマイクの前に立ったとたんに、高々とスマホを構えて、歌いだしたボズにズームして撮影。
おいおいおいおいおい撮影禁止のアナウンス嫌ってほどかかってたやろ!
あんたがどんな構図で撮影したか、こっちからもよーく見えるわ!
スマホを胸元とか足元に構えるとかそのぐらいのことできんのか!
係員もすっ飛んできたら画像データ消すとこもやりなさいよ!

せっかくのライブなのに。
隣のおっさんは前に席がないからって靴脱いでるし。
ここはあんたの自宅かっつーの。
やれやれ・・・・・・

【更についで。】
代表曲「We're all alone」はアンコールで歌ってくれたんだけど、これを「僕たちは二人っきり」でなくて「みんなひとりぼっち」と訳す場合があって、どっちとも取れるというのが正解らしいんだけど、なんかいまいち納得がいかない。

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