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思考メモをとる生活⑯ 仕事と幸せはシンクロするか

モノの所有とか財力とか地位が幸せの基準ではないと、現代人が気づき始めてから久しい。

これからの資本主義の基準を、お金ではなく、幸せにおこうというのが慶応大学の前野教授の主張である。

彼の研究結果によると、物質や地位に頼らない幸福因子は4つあるとのこと。

それは、①自己実現と成長、②つながりと感謝、③前向きと楽観、④独立と自分らしさ(幸せのメカニズム 講談社現代新書より)

考えてみれば、起業やベンチャーは、明確に①と②を体験できる。

①はそれこそ、自分のやりたいことがあるから起業するわけだし、同じ意味でベンチャーに身を投じるわけだから、自己実現と密接に結びついている。

②は新しい仲間で、新しい得意先を開拓するすることが自分たち(の会社)利益につながるのだから、自分たちを応援してくれる人のありがたみを身をもって感じることができる。

この2つの事実を持ってしても、現代はそこに幸せがあると断言することができる。

何者でもない一個人でも、そういう生き方をできるようになった今の世の中は、ラッキーと言う他ない。

加えて言うなら、「先はわからないが、何とかなるだろう」という楽観主義でないと、こんな境遇には飛び込めないだろうが、それも幸せにつながると言うのだから、今の僕らの境遇は我が意を得たりと言うしかない。

望むらくは、もう少し若くして、この環境に身を投じたかったなあ。

素直な老人の感想として

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