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ウィズコロナの適応戦略 vol.2 ~実践編~

前回からの続きです。

5/5と5/6の朝10時からNewsPicksアカデミアでゲストに相澤利彦さん(TSUNAGU・パートナーズ代表取締役)と射場 瞬さん(IBAカンパニー 代表取締役)をお呼びしてウェビナーをやらせて頂きました。

その時に、相澤さんから提示されたチャートがなかなかセンセーショナルで物凄いインパクトがありました。

この数字の是非については、色々な考え方があると思いますが、個人的には、このデータから何を読み取り、何を行動に移すかが重要なんじゃないかなと思っています。

誰もが当事者である問題なのに対して、誰も答えを持っていないんですから、当然答えは提示できないですし、そもそもないわけです(あったらコッソリ僕にだけ教えてください)

自分達で自分達の答えをつくるしかないと思って、アレコレ考えています。

その中で、もう少しブレイクダウンして具体的に考えていくためのフレームワークについて今回考えてみました。


適応戦略を考える上で重要な3つの時間軸

まず、今回のような事態になった時、生き残っていくために重要なのは局面局面に合わせた対応です。

この対応のスピードがめちゃくちゃ重要になってきます。

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先月から始まった緊急事態宣言ですが、これ緊急事態宣言が出るまでにどれだけ現金の支出を止めたり、リモートの準備が出来ていた企業とそうじゃない企業の差はめちゃめちゃ大きいわけです。


オフラインの事業でオンラインでのキャッシュポイントをつくる時のヒント

当然、そんな準備が出来ている会社の方が少ないわけですし、実際にどうしたらいいか?私の所にもたくさん相談頂きました。

それを考えていく時に思い出したのが、ヤニス・バルキファスというギリシャ経済危機の時の財務大臣が書いたこの本の事でした。

この本の中に、交換価値と体験価値について書かれています。

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