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日本のSaaS経営が迎える論点

ラクスルの松本さんがとても良いお題の投げ掛けをしていたので、少し自分なりに日米のIT企業の経営をしてきて、感じている論点をまとめておきたいと思います。

ちなみに、あくまでも経営者として感じている論点で、会計の専門家ではないので、もしかするとピントがズレている点があるかもしれないのでご了承ください。


潮が引いたら誰が裸なのか?


逆・タイムマシン経営論という本の中に次のような一節が出てきます。

誰が裸かは潮が引いた時にわかる

これは、非常に示唆深いフレーズだったので、今も強く印象に残っています。

現在の株式市場の中で、グロース市場はとても大きな影響を受けています。

特に、SaaS市場は難しい局面を迎えています。


最近、アーリーステージのスタートアップの相談を受けるのですが、調達はそれなりに難易度が上がっていくものと思っています。

特に、これまでのように大きな赤字を掘っても、高いSales Multipleによって調達を繰り返すことができたステージが変化してきているように見えるからです。

特に今のトレンドは上場後のステージにおいてだから、未上場は大丈夫ということは、おそらくないと思っておいた方がいいと考えてます。

それはなぜか?

潮が引いた時に誰が裸か?がわかるという風なフレーズを象徴的に出しましたが、抜本的に米国と日本のSaaSの経営は異なる点があるということを実際の経営の中で感じてまして、今回はそんな話を書いてみたいと思います。

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企業の未来戦略において重要になると思われるテーマについて、ハック思考に基づいて私自身の見立てを不定期…

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