2020年北海道大学後期(コロナ)入試に合格した感想
コロナウイルスの影響でセンターのみの合否判定となった北大後期入試に合格しました。
3月中旬に意気込んで初めて記事を書いてから早3週間。北大の授業開始日は2度も延期されGW後となってしまいました。しかしコロナのおかげで受かっているとあっては、文句をつけることもできません。
さて、それでは今回は、北大合格前後の私の心境を振り返っていこうと思います。
前提として。
私は西日本の現役の理系生です。自分的な受験の基準は、「現役合格、旧帝以上。」でした。第一志望は阪大だったのですが、あろうことか落ちます。A判だったのに。
合格発表2日前。
インターネットで札幌の新居を選ぶ最終段階でした。前期の不合格により完全に自信喪失していた私は、一部屋見るごとに「どうせここに住むことはないのに…」という愚痴をこぼしながらお部屋探しを続け、家族に「うるせぇ」と言われる作業をこなしていました。
合格発表前日。
夜寝る前です。次目覚めたら合否がでているんだと思うと気が気ではありません。ベットの上でうんうんとうなりました。最終的に「よし、明日から駿台で一年頑張るぞ」という覚悟を決め、眠りにつきました。
合格発表当日。
合格発表は9時です。目覚めたのは9時10分でした。もう合否は発表されています。時計を見るなり私の心臓はドッドッドと100メートル走った後のようなうなりを上げます。とても5秒前に目覚めた者のそれとは思えません。目ヤニをこすりながら急いでウェブページを開くと、そこには自分の番号がありました。
最初の感情は喜びではなく「安堵」でした。第一志望でないというのはこういうことなんだと思います。浪人の覚悟までしたわけですから、むしろ本当に北大でいいのか?との思いも一瞬よぎりました。
そして今。
結局北大の入学手続きをしました。周りの親しい方々に挨拶に行くと、やはり喜んではくれるのですがしかし、どこかに「なんでわざわざ北大?」みたいな反応も正直感じ取れました。(落ちたからだよ)
しかしまぁ当初の「現役合格、旧帝以上。」を達成したわけです。私としては十分に納得のいく結果です。学歴に固執するより、大学の勉強に励むことのほうが大事だろうと、そういう結論に至りました。
余談ですが、最近少し仲のいい一個下の後輩が実は北大志望だったということがありました。私も一年で様々あって当初全く予定していなかった北大にアクロバティック着地しているので、彼女が最終的に本当に札幌に来てくれるかどうかはわかりませんが、多少なりとも彼女の良き先達になろうというモチベーションができました。
というわけで以上、後期北大合格体験記でございました。
youtubeに私のセンター試験の自己採点結果を投稿しました。よろしければご覧ください。→https://www.youtube.com/watch?v=r0yeJcgfrYo
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