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女性という性自認は“表面上“

Hora、すどーです。
スペイン語のHoraは“HELLO“と同じ。
とっても便利で、いつでも、誰にでも使うことができる。真夜中にだって。
日本語にもこんな言葉があればいいのに。


扉絵には今日来ている服を描いています。
気分やTPO、気温によって女性ぽかったり、中性ぽかったり、いろいろです。
この服装についてのことも掘り下げたい!!!



前回の続き・・・・

前回の記事で、少し触れました。女性という性自認は“表面上“ということ。
私の体や顔は、女性です。
女性の役割もやってきたし、女性として扱われることに違和感も感じずに大きくなりました。
でも、仕方ないというか、生きるためには受け入れないといけない感の方が強かった。いや、受け入れた方がメリットが大きすぎて、それに流されていたと言う方が合ってるかな。

本当は、男性として男性と話したい。男性として女性と話したい。男性になりたい。みんなに男性と言われたい。
でも、男性や男子と同性のように仲良くしたくても、自分も周りもそれを許してくれない。
だって、自分の見た目はとても女性で、性志向は男性。
「男って素晴らしい」って思ってしまう派。
(「男性以外も素敵」ってもちろん思うけど、私の美的バランスで見たら「男性は素晴らしい」と思うだけです。そう自分の美的バランス。)


加えて、「女性が好きな男性」が好きなんだから、自分は女性として、男性に近づきたい。そして、そんな人とお付き合いをしたい。
何を言っているか、意味わからないですよね?笑

本当は男性になりたいんだけど、サバイバルする為に、女性という自分の入れ物を道具のように使っているわけですよ。

私は男になりたいと昔から思っていた。
素敵な男性とお付き合いするだけでなく、自分が男性になれたらどんなにいいか・・・10000回ぐらい考えましたよ。
どうして男性じゃないんだろうって。
性行為して、遺伝子をそのまま体に吸収できて、トランスフォームできたらいいのに・・・なんて。(この考え、人によっては気持ち悪いと思うかも知れませんが、とても純粋に考えています。)

ちなみに私の全体的な思考は、かなり男性に近いです。女性の思考回路も受け入れることはできるんだけど、納得することはできない場面がとても多い。
周りからはいつも「男っぽい考え」をすると言われますね。


だけど、30年分のサバイバル癖で無意識に「女性らしく振る舞う」んです。というか、この癖をとったことがないので、癖を取るのはめちゃくちゃ怖い。
これを書きながら、初めて↑の想像をしたけど、恐怖で気絶しそう・・・。
(この恐怖って、何かのキーワードな気がする。)

女性の入れ物

これを使って、かっこいい男性に近づけば、いつも好きな人とお付き合いできた。
これを使って、男性と仲良くなれば、誰かは私のことを好きになってくれた。
これを使って、仕事をすれば、いつも良い待遇を受けることができた。

そう、この道具はとっても便利なんですよ。だからビジネス。
でもね、その代償に女性として女性と接する必要があるし、女性として男性と仲良くする必要がある。

女性として女性と仲良くなること

これはかなりきつい。というかいつも問題が起きやすかった。
男性になりたいって思っていたし、男性が人間としても、恋愛対象としても、好きだから、男性と一緒にいたい。男性といると本当に心が楽だった。
でも、そんな私を女性として許せない女性が多かった。
女性には女性のルールがある。それにあぶれて違う行動を起こすウルサいやつは危険人物。
中身はどんなに男性になりたいって思っていても、見た目や振る舞いが女性だから、私にも女性ルールが適用されてしまう。

女性の多い空間、男女ではっきり分かれてしまう学校などは、この女性ルールがとても強い。(今の学校はもう違うかも)
女性は昔からそのようなルールでサバイバルしてきた歴史が日本にはある。(多くの国々もそうかも)
危険物は排除しないといけない、これは生物としての本能ですね。
だから排除の対象によくされていた。




こんなはっきり、「自分の見た目を道具として使っていた」なんて思うようになったのは本当に最近。学生だった当時は、何もわからず、全部無意識にやっていたこと。そして、いつも友人関係がうまくいかなくて、無理矢理みんなに合わせていたことが多かったように思う。

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