個人事業主日記 2024年5月1日
先日、コピ業15周年を迎えた。
4月21日は独立前の勤め先であるT.C.Pへの入社日。27歳の鈴木拓磨は、この日、コピーライターという職に就いた。
あれから15年。つまり、コピーライターになって丸15年、生きながらえてきたことになる。ありがてえことです。そこまで大げさな長さではないにせよ、決して軽くはない歳月を重ねてきたなーというのが率直な感想。
42年と少し人間をやってきたなかで、わりと長く続けてきたことを挙げてみると
ランニング 10年
書き出し小説 11年
コピーライター 15年
Twitter もうすぐ17年
コピーライター生活は、あと1年で小中高大の16年と同じ長さになるようだ。
長いはめでたい。ありがたい。ただし、キャリアの長さに関係なく「コピーライターとしてどんな仕事をしてきたか」ということがとにかく重要なのはいうまでもない。とりわけフリーランスにとっては実績こそが次の仕事につながる説得力になる。
(WORKS随時更新しているのでぜひご覧ください)
けれども、それだけでなく「コピーライターとして生きてきたこと」自体が、実はけっこう大事だし、そうでない人との違いが出るポイントなんじゃないかなー、と、最近気がついた。生きてるだけでいいんかい、なんだそれ、って感じだけど。
コピーライターとして生きる。その自覚を持って生活する。すると、世の中のコピーが気になる。世の中の言葉が気になる。アンテナが立ち、四六時中考えてしまう、そんなような意識や行動や状態。
日々の暮らしが業界誌みたいな視点になる感じ。そういった意識や行動や状態を昔から自嘲も込めて職業病だとかいうけど、むしろ職業病を抱え続けることが、とても大切なのではないか。
もちろんこれはコピーライター以外のいろいろな職業についていえることだけれども、誰にでもできそうと思われがちで、真っ先に予算を削られがちなコピーライターという職業だからこそ、そんなことを言い張っちゃってもいいんじゃないかなと思ったのだ。
誰でも使える言葉を使って、誰でもわかる言葉を書くという、誰でもできることかもしれないことを仕事にして、ずーっとそればっかり考えて生きてる人。
そんなコピーライターというものに言葉を書かせてみたいなという気持ちになったら、どうぞお気軽にお声がけください。
いつもありがとうございます。これからもよろしくどうぞ。
【おしごと】
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