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総合フォロワー数55万人のSucleが、2020を振り返ります。

こんにちは、Sucle編集部です。

異様な1年だった2020年も残すところわずか2日。

今回は、Sucleが今年取り組んだ運用施策、メディアを通して見えてきた2020年のトレンドをご紹介します!

今年実施した施策まとめ

1.SNS雑誌コンテンツ


まず、2020年のSucle運用全体に通じるのが、この「SNS雑誌」コンテンツです。
写真に文字を入れたり、情報を追記することで1投稿あたりの情報価値を大幅に高める。この施策によって、投稿の保存数の増加や一時期は低迷したアカウントの数値回復につながりました。
従来、Sucleではいわゆる「世界観」と言われるような写真のトンマナを意識したアカウント作りに注力してきました。あくまでもSucleのブランドイメージ・見た目を重視し、文章を画像に入れていない投稿をメインに投稿してきていたのです。

下記の写真左は世界観に一番のこだわりを持って運用していた頃。世界観さえ留意していれば伸びる時代でした。

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今では投稿内にレシピや店名、店舗住所などの詳細説明を盛り込み、1投稿あたりの情報量を増加させて投稿しています。

こうなった理由には、ここ1~2年で、世界観重視だったインスタグラムのトレンドが大きく変化したことがあります。

それは、

映える場所から情報を収集する場所へと変わっているということです。

ググるからタグるへという言葉にもあるように、若年層を中心に主な検索エンジンは今やwebサイトからインスタグラムへと移行しつつあります。
その傾向を受けて、インスタグラムではより情報が豊富に詰まった投稿の人気が高まり、情報ニーズも高まっています。

実際に、写真に文章を入れていなかったSucleでも投稿が伸びにくくなる状況に陥り、情報価値を高めるべく全てのアカウントで文章付き投稿を開始しました。

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とはいえブランドの観点から見ると、一定の世界観を守ることは求められます。
写真に文章を入れて、情報価値を高めつつもブランドのトンマナを守るという、この2軸の両立をトライした1年であったと思います。

2.リール


次に注力したのは、2020年8月にローンチされた新機能・Reels(リール)でした。
リールは30秒の短尺動画機能をいい、ローンチ当初はあのTikTokの競合として注目された機能でもあります。

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8月にリリースされて以降すぐに投稿をはじめ、現在に至るまで13投稿全てを編集部で1から内製しています。
インフルエンサーも在籍している編集部はプライベートでもYouTubeを更新しており、そこで培ったノウハウがそのまま短尺動画でも活用できているようです。

もともと、TikTokユーザーも多く抱えるSucleであるため、リールコンテンツの反響もよく、自社で生成した12月のトナカイカップケーキの投稿は投稿から1週間以内に100万再生を記録するなど、新機能ながら早くも手応えを感じることができています。

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3.ライブ配信

コロナでおうち時間が増えたこの1年では、お馴染みのライブ配信も積極的に実施してきました。
実は2020年以前ではライブ配信を積極的に活用しているユーザーやアカウントは少なく、IGTVもそこまで多用されているアカウントさんはあり見かけませんでした。

そんなIGTVやライブ配信などをよく見かけるようになったのも、この2020年のインスタマーケの特徴とも言えるでしょう。
Sucleにおいても、今月実施したインフルエンサーさんとのタイアップの配信で総視聴数は7000人最高同時接続は300人超え をマークするなど
ライブ配信の浸透を改めて認識しています。

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インフルエンサーの@mero_orem_18 さんとのタイアップ。


オフィスのキッチンを利用して、おうちカフェのスイーツを作るライブ配信も行いました。

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バズったコンテンツランキング

2020年バスったランキングを、おうちカフェ部門とおでかけ部門で分けて振り返ってみました。
外出を自粛していた時期、おうちカフェ部門で最も人気だったのは、あのダルゴナコーヒー。圧倒的1位を誇る数値の高さでした。
自粛が緩和された夏〜秋頃からは、SNS雑誌スタイルに編集した「おでかけコンテンツ」が伸びているのが印象的でした。


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おでかけ部門はこちら。


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おでかけ部門では、密を避けられる屋外のスポットが人気でした。


その他のSNS活動

今年は動画作成につよい編集部員も加わりYouTubeにトライ。
チャンネル登録者数は約1.5万人まで成長しました。

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ツイッターでは、もともとツイッターインフルエンサーである編集部員が
その強みを生かして投稿したこちらの投稿がバズを記録。


編集部員それぞれの強みを生かしたコンテンツ作成を進めてきました。

2020のまとめ 「家の中全部がコンテンツ」

新型コロナウイルスの影響を受けた結果、Sucleユーザーやインフルエンサーさんの中では投稿コンテンツにも変化が見られた1年でした。

2020年以前は服やおでかけの情報を発信していたインフルエンサーさんが、外出自粛を受けて発信を始めたのが「おうち時間」でした。
それを機に、インスタグラム全体でもおうちの中で撮影された写真・アイテムが大量に投稿され、情報のニーズを感じられた1年となりました。
Sucle_lifestyleに見られるようなお部屋のインテリアアレンジはもちろん、
お風呂時間や洗面台の水回りなど、家の中にあるもの全てがコンテンツになった変化を感じています。

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Sucleが2021にやりたいこと

2021年にSucleがやりたいこと、それは

流行の0.5歩先を発信する 

です。


従来の発信では、すでにインスタグラム上で散見される、「伸びている投稿を素早くキャッチし発信する」、トレンド追跡スタイルを意識して運営していました。

しかしながら、アカウント運用も4年目を迎え、インスタグラムのトレンドも目まぐるしく変わっていく中、今までの運用スタイルも少しずつアップデートをしていく必要を感じています。

私たちは改めて、Sucleを見てくださっている方々に対して、これからトレンドになるであろうコンテンツを届ける流行の発信塔になりたい。

私たちがつよみとするコンテンツの編集力をもって、ユーザーの皆様に愛されるような0.5歩先のお気に入りを見つけていきたいと強く思います。


さらに、写真による投稿にとどまらず、
リールをはじめとする動画領域にも注力していきたいと考えています。
つい最近、リールから直接商品を購入できる機能が追加されました。

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画像:https://news.yahoo.co.jp/articles/85f9ef56a9a11aa8e6a005ee629c8afa09c0fa2c/images/000


P2C(Person to Consumer)という、個人が商品を売るコマースは、特にインフルエンサーマーケティング領域において主流になりつつあります。
そんな中で追い風となるのは、インスタグラム側のこうした「アカウントから直接マネタイズできる機能追加」となることは間違いないでしょう。
インフルエンサーが今後本格的にリールに参入し、質の高いコンテンツをつくるようになることも考えられます。
これは、私たちSucleというメディアにおいてもチャンスは広がります。今後はリールも主力機能として発信・マネタイズが可能となることを意味するからです。今後は、こうした包括的なメディアコマースという形態でのアカウント運用も視野に入れて戦略設計を行っていきたいと考えています。

2021年のSucleは、新しい投稿への挑戦はもちろん、
どんどん機能追加されるインスタグラムのアップデートに対応しながら、より網羅的に施策を進めていきたいと考えています。

どんどんパワーアップしていくSucleを、来年もぜひお楽しみに!
それでは、良いお年をお過ごしください。